音と言えば…。
僕は鉄道趣味でも、ジャンルにこだわることなく、いろんな分野に手を出すタイプです。
「音」も、鉄道趣味の重要な分野だと思っています。
最初は、踏切かなぁ…。
小さい頃は、新田にも踏切があって。
カンカン鳴り出すと、電車が来るわけで、心躍りましたね~♪
しかも、通過列車と停車列車で、通過音が違います。
当時は時折通る、吊り掛け車の不思議な音も、何となく耳に残りましたね。
子供なりに、いろんな発見があったんですよ。
粘土とアイスの棒で、踏切を作って、よく遊びました。
今はそこは高架になってしまっているんだけど…
身近な踏切が、2つ。
「押上1号踏切」
京成押上線の、踏切です。
ここは京成を始め、都車、京急車、北総車、公団車(千葉ニュータウン鉄道車)と、多彩な電車が通るので、楽しいです。
車の交通量も、そんなにないですしね。
こちらは押上文庫に近い、亀1号踏切。
赤いのが通りました♪
次いで、小田急沿線に移りますが、音的にはこれかな?
今は写真の通り、かなりの本数が止まりますが、当時は1本も止まらず。
しかも、海老名駅はほぼ直線で、高架から降りてくるので加速もついて、ロマンスカーはかなりの速度で、海老名駅を通過しています。
当時は連接車でしたし、しかもレールは短い使用。
ダダッ、ダダッ、ダダッ、…と、独特な音を響かせて、通過していきました。
当時はオルゴールも鳴らしていましたしね。
今はロングレールになってしまったので、通過の特急でもこの音を聞くことは、出来なくなりました。
次の鹿児島では、日豊線がすぐ近くを通っていましたので、列車が来るとすぐわかりました。
日豊線は単線で、最寄りの帖佐駅は行き違いが可能な駅ですから、両開きのポイントを通過して、列車は駅に進入(出発)していきました。
鉄道そのものの音だと、こちらですね。
交直流車も直流モーターを回しますが、急行形だからか、ちょっと音が違いました。
気動車の音も、独特でしたね~
※ 以下はいすみ鉄道譲渡車
アイドリングから、変速、直結、惰走、停止まで、楽しめました♪
路面電車は吊り掛けでしたから、これもまた、独特な音がしました。
そのあと、大学では各所を回り。
就職先の湯河原では、天下の東海道沿線ですから、113系の賑やかなサウンドに囲まれる毎日でした。
意外と、写真撮ってないんですね~
音的地域的に近いのは、これですが。
実際のところ、普通列車にも使える仕様なので、モーターは確か、113系と同じ。
防音もそんなに徹底されてないので、車内には走行音が響きます♪
この前の旅行では、ひたすら走行音を、聴いていたなぁ…
この頃よく使ったのは、小田急。
特にこの車両の音が好きでした。
VVVFインバータ制御という、今では当たり前の方式を、走りの頃に導入した車両です。
それも、スイッチングに古い方式のGTOを使っていたので、かなり奇っ怪な音がしました。
でもそれが独特で、好きになっちゃったんですよね~
なお今は、全電気制御ブレーキにするために、回路が改造され、この音は聞くことが出来ません。
小田急と言えば、この車両も好きでした。
写真は5000形ですが、外観がそっくりな車両に、2600形という車両がおりまして。
2600形のすごい所は、1964年製と古いのに、回生ブレーキを持っていたんです。
今みたいに誘導電動機は使えず、チョッパも出始めで、まだまだ高価。
こんな時代に、電動機の界磁を直列接続するという方法で、回生ブレーキを実現していました。
しかもこの電車、加速時に「唸る」んです。
乗ってて、味のある電車でしたね~♪
もうどちらも機器を降ろしてしまったけど、このE501系と京急の2100系は、ドレミファ音を奏でていましたね。
ドイツのシーメンス製の制御機器で。
インバータはどうしても、変換時に不快な音が出るから、それだったら人のわかる音階にした方が、不快感は軽減されるだろう、って考え方だそうです。
今の電車も気動車も、昔に比べれば、だいぶ静かになりました。
電車はIGBTという静かなインバータで、居住性、快適性は高まったと思います。
でも、鉄道趣味的にはちょっと、物足りない気もしますね。
まぁ、運賃を払うのは乗客なんで、しょうがないんですけどね。
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