今日は、時々登場するKさんに、招待を受けていて。
高校野球の元監督の方です。
場所は東京ドーム。
長嶋ゲートを通ると、41番ゲートです。
着座。
場所は三塁側の奥、2階席です。
カードは巨人・広島戦。
半分、赤い!!
付近もほとんど、広島ファンの赤いユニフォームでしたね。
さて、試合は1時間が経っていましたが、まだ3回だったかな?
彼とみる時は、ある意味安心して見れます。
彼は、玄人ですからね~
それも、「選手時代よりも、さらに監督時代が長い!!」って人ですから。
そう、素人の僕なんて、間違えて当たり前。
玄人ならではの見方、楽しみ方を、吸収すればいいわけです。
例えば、布陣。
これは、ランナーがいない、ごく普通の布陣です。
でも、イニング、ランナーがいる、アウトカウント、点差があるないなどで、様々な状況が生まれるわけで。
ダイヤモンドのラインまで来る前進守備や、セカンドとショートでダブルプレーを狙う隊形、サードもライン際を固めるなど、様々な隊形を取ります。
そして、内野陣はピッチャーのモーションに合わせて、グッと前傾になって、打球に備える。
その準備動作が、守備の最初の一歩を短縮するんだそうです。
外野だって、打者や走者によってはチャージをかけたり、時には思いっきり下がって、長打を防いだり。
こんなこと、普通に見てるだけでは、なかなか気づかない!
「TVはこういうことを、解説して欲しいのに!」っておっしゃってたけど。
プレーでも、
「この(タッチアップにつながる)ファウルフライは、捕るべきか捕らざるべきか?」とか、
「ここはスクイズがあるかも」とか、
「このバッターはランナーを進めるために、わざと真を外して凡打した(真に当てるとファウルになる投球だった)」とか、…
非常にレベルの高い、観戦をさせてもらえるのです。
もちろん、観戦にはいろんなタイプがあっていいと思います。
いっぱい声出してメガホン叩いて、好きなチーム、選手をひたすら応援したり、
お酒を片手に優雅に観戦したり、
いいカメラで決定的なシーンを狙ったり。
時には友達同士で、楽しく語り合ったり。
でも、時には違うタイプの観戦をすることで、観戦の楽しさが三次元的に広がると思うんですね。
Kさんとの観戦は、それにぴったり。
知識も経験も増えるし、なにより楽しみ方が、増えますね。
「ここを見れば、こんなに楽しい!」ってのを、教えてもらえるわけですから。
さて、試合終了。
カープが勝ちましたが、4時間はちょっと、長いかな?
それでも、終盤はカープの連打があったりして、盛り上がる場面が結構ありましたね。
僕はどっちのファンでもなく、そもそもセ・リーグ自体をほとんど見ないんですが、それでも、楽しいゲームでしたよ。
ありがとうございました。
また、誘って下さいね♪
あっ、タイトルで「超・玄人」とした意味を、書いてませんでしたね。
僕の印象ではあるんですけど…
玄人の方って、どうしても教育的な口調で、語ってしまう気がするんです。
スポーツの解説者でも、そういう方がいますね。
だから、聞く方は教えられる、生徒のような立場になってしまう。
そう、たしなめられるような。
でも、Kさんの場合は教えると言うよりも、「楽しさを教えてくれる」
少なくとも、立場に上下関係がない。
だから素人の僕にも、スッと言葉が入ってくるような気がしてるんです。
その辺から、「超・玄人」と表現させて頂きました♪
また、よろしくお願いしますね。