翌年の3月。
ある、試練がやってきました。
ある切手が発行されたのです。
(画像で出すわけにはいきませんが…)
「戦後50年メモリアル」シリーズの第5集ですが、題材はなんと!
今では普通にありますが、現役の歌手や俳優、そしてアニメキャラクターを使ったのは、これが初めての試みで!!
当然、爆発的な売れ行きが予想されたんですが…
その、販売のメインを担う「早番窓口」に、指名されちゃったんです!
後で聞いたら、教育的な意味合いも、あったそうですが…
もう、大変!!
お客さんが、切れない!!
湯河原郵便局は小規模局ですから、元々、大都市ほどお客さんはきません。
初めての経験でした。
でも、こうなったら、ひたすら売る!売る!!売る!!!
ハイテンションの中、夢中で、仕事してましたね。
あっ、もちろん支援の人員も厚く、サポートしてもらえましたよ。
結果は、お金は合わなかったけど、二百いくら過剰かな?
「上出来!」との評価をいただきました。
その後、郵便局は味を占めて!?ドラえもんとか、ハローキティとか、いろんなキャラクター切手を売るようになりました。
そのたびに行列ができましたが、やっぱり「戦後50年メモリアル」の3種が、強烈でしたね。
恐怖だったけど、結果的に、度胸はついたと思います。
その後は切手が会計上、負債扱いに変更されたので、記念切手は枚数を出さなくなり、使ってもらえるように、絵柄もキャラクターの他、花の切手が多くなりましたね。
なので、あの“カオス”のようなことは、もう起こらないのでしょう。
(要員は減らされるでしょうから、毎日がカオス!?かもしれませんが…)
それは、いいのですが…
民営化後、文化財とか芸術作品とかの切手は、減っちゃいましたね。
日本の切手は、海外でも評価が高かったって聞いてましたから、ちょっと残念ではあります。
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