螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

京成電鉄の思い出…

京成電鉄

京成上野と、東京都東北部と、千葉県北中部を結ぶ路線ですね。

“成”は「成田」

元々は成田山新勝寺への参詣客輸送を目的に、敷かれた路線です。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20181226000307j:plain

 

京急でも書きましたが、鉄道では寺社への参詣客の輸送を目的にして、敷設されるケースが多いですね。

黎明期、鉄道は怖がられたり、馬車を圧迫すると嫌われたりと、決して諸手を挙げて誘致!なんて状況ではなかったそうです。

神社仏閣への参詣客輸送は、大義名分としては、申し分ないです。

 

京成線は京成上野からの本線と、都営浅草線からの押上線が、青砥で合流する形になっています。

路線は成田まで行きますが、京成津田沼からは千葉線が分岐して、千葉中央から元千葉急行の路線を通って、ちはら台まで行きます。

 

一部の列車は、北総鉄道スカイアクセス線を通りますね。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20181226005351j:plain

 

もちろん、スカイライナーも!

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20181226004659j:plain

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20181226004819j:plain

スカイライナーは、成田空港を直結する、京成のエース。

時速160kmを誇ります。

 

弁当食べる時間、ないけどね…

 

あと、高砂からは金町線が分岐しますね。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20181226003647j:plain

 

寅さんの故郷として、今でも訪れる人が多数います。

車両は3500形。

鋼製車にステンレスを貼り付けた、京成初の冷房車だそうです。

 

前照灯がこのタイプもいますね。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20181226010555j:plain

 

今の主力は、こちらの3000形。

既に274両もいますし、グループの北総や新京成にも、同型車がいますね。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20181226010625j:plain

 

頭髪に悩む人に、こんな写真を見せてはなりませぬ!?

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20181226011552j:plain

 

一つ前が、3700形。

VVVFインバータ車です。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20181226012450j:plain

北総鉄道直通用に運用が増え、たくさん作ったので、桁があふれて3800台まで浸食しています。

 

3400形は、初代スカイライナーの走り装置を使い、通勤車に改造した車両です。

普通鋼ですが、当時新製の3700形と同等の装備です。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20181226014821j:plain

 

原型という意味では、こちらが最古参かな?

3600形は界磁チョッパ(一部VVVF)、オールステンレスの電車です。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20181226014456j:plain


直通相手は、実は多彩で、浅草線東京都交通局の他、グループの北総、新京成千葉線)、千葉ニュータウン鉄道(元・公団車)、京急芝山鉄道が乗り入れます。

特に押上線は、多種多彩な電車が走りますね♪

 

成田空港輸送には力を入れてますが、ほぼ全線がJRなど、他社との競合路線で、経営は大変な模様です。

かつては、都営浅草線に乗り入れるために、全線を1435mmの標準軌に改軌するという、大工事を強いられたことも、歴史に刻まれています。

 

一度、経営危機に陥ったこともありました。

それでも、千葉を代表する企業として、奮闘を続けていますね。

 

 

次の鉄道会社は、こちら

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

前の鉄道会社は、こちら

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com