山城国から、北上します。
丹州、丹波国です。
「丹波」の由来には諸説あるそうですが、「平らかに広い土地」が由来らしいです。
そうでないところも、多いですが…。
かつての山陰本線は、狭隘の川岸を行く路線で、運行は大変ですが、車窓は素晴らしい路線でした。
「電車でGo!」初代の舞台としても、有名ですね♪
今はトンネルの新線ですが、旧線は廃線後も「嵯峨野観光鉄道」として残され、トロッコ列車が運転されています。
写真はありませんが、乗ったことがありますよ♪
確か、車掌さんが喉を披露してくれた、記憶があります。
新線の保津峡駅は、今回初めて行きました♪
実は、鉄橋上にあります。
なので、川のせせらぎが、常に聞こえる駅ですね♪
(かなりの急流ですが)
こんな、渓谷!!
時間が良ければ、川下りの船も。通ります♪
電車が去り、しばしまったり…♪
ちなみに夜だと…
真っ暗!
川の夜は、不気味です…
すぐ近くに、橋があります。
保津峡橋。
鮮やかな、赤い橋です。
フィーレンディール桁という、ラーメン構造の橋です。
“食べる”ラーメンとは違いますよ!!
一般的なトラス構造は、構造的に強い、三角形を使います。
ピン接合で、接点の動きを許容しても、細い部材で強い構造物が作れます。
一方、ラーメン構造は、部材?接点を完全に接合します。
部材は大きくなりますが、尖りや筋交いのない、自由な構造を採れるそうですよ。
さて、丹波国にはもう一本、鉄道の幹線が通ります。
摂津国・三田市方面から、篠山市、丹波市、福知山市などを通る、福知山線です。
石生(いそう)駅で降りて…
少し歩くと、こんなスポットがあります。
水は右下から流れますが、そのまま左へ流れれば、瀬戸内海へ注ぎます。
一方、中央部には窪みがあり、向きを変えて右上に進むと、行き先は日本海になります。
そう、ここは川の分かれ道。
日本列島を北と南(東と西)に分ける、「中央分水界」が通ります。
しかも、ここの標高は、たったの95.46m。
「日本一低い中央分水界」なんですよ♪
スポットとしては、古くから知られていたのでしょう。
ここに、神社があります。
珍しい字を使うので、表示できませんが、「いそ部神社」と言います。
山へんに石なので、無理矢理書くと、
「山石部神社」かな?
境内。
石にも水にも、ゆかりがある神社ですね♪
ところで…
この「石生駅」には、当初、山陰線で福知山まで行き、福知山線で回り込んで行く予定でした。
ところが!!
旅の前半パート、シャロSさんとの旅が、予想以上に順調に消化!
昼過ぎにはお開きになり、当初は予定になかった9日午後に、僕の日程を組み込めることに!!
舞鶴とか、成相寺とか、予定外の所にも行けましたが、石生にも、当初の予定ではない、尼崎から篠山口経由で、行くことが出来ました。
こんな風景…
!! 思い出した!
「この線、乗ったことがある!!」
そうです、間違いない!
来たのは4年前、2015年のGW…
目的は、「ロケタッチのシール」。
ロケタッチでは、各地を回ると、ちなんだシールが発行されます。
テーマごとに、「ずかん」がある場合もあります。
当時、「ロケタッチ」終了まで、あとわずか。
6つめのずかん「ご当地キャラ」の、コンプリートを目指していました。
その、最後の最後のシールが発行されたのが…、
ここ、下滝駅です。
僕にとっては、思い出の駅!!
シールの発行条件は、
「スポットの住所に“丹波市”が入っているスポットにタッチ」
でも、スポットの1.5km以内に入らないと、タッチできません。
他にも、スポットに住所がなかったり、通信障害、時間や場所の制約、そもそも電波がなかったりと、障害はたくさんあった。
そんな中、ずかんのシールをすべて、無事取り終えた時の感慨たるや、もう言葉では言い表せないです。
思いがけず、思い出の地の再訪がなったのは、シャロSさんのおかげですね
ありがとう!!
ちなみに、シールを再現すると、こんな感じ!
丹波竜「ちーたん」
ご当地で発掘された、恐竜です。
「飛び出しちーたん」!?
ご当地飛び出し坊や、ですな!
次は、68・薩摩国です
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66・大隅国
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