螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

気動車旅…

旅の、最終日!

豊岡駅から、この列車に乗ります♪

普通列車浜坂行き。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20190316112222j:image

JR西日本キハ47 1012号車。

鮮やかな朱色、「朱色5号」!

 

…「首都圏色」なんて通称、誰かつけたんだろう。。。!?

 

ほどなく、「城崎温泉

外湯の街ですね♪
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20190316112611j:image

 

さて、この駅を出てしまうと、ガイドに載るようなスポットは、あまりありません。

ひたすら、「車窓を愛でる旅」出発です♪

 

雨が降っていました。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20190316132105j:image

 

海は荒れ模様。

白い波が、岸辺を行き来します。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20190316132159j:image

 

気動車に乗ってて楽しい理由に、リズムがあります。

同じディーゼルエンジンを使う、バスとも違うリズムが!

 

気動車は重いので、ディーゼルエンジンの力を、そのまま車輪に伝えるのは、なかなか難しいです。

そのままエンジンと車輪をつなぐと、伝達部分が壊れてしまいます。

 

特に発進時や低速時は、低速でいいから優しく回転する力(トルク)が、要るのです。

 

この動力を、変速機を介することで、作り出しています。

ほぼ、車のオートマチックトランスミッションと、同じ仕組みです。

お互いのトルクによって、最適な伝達がなされるわけです。

動力伝達に油を使うので、「液体式」なんて言ったりしますね♪

 

このときのエンジン音は、大きく、重々しいです。

 

スピードが乗ってくると、エンジン音が軽やかに変わります。

十分なトルクが得られたので、運転士さんは変速機を切り離します。

「直結」なんて言いますね。

これで、高回転な力を得て、さらに加速するわけです。

 

そのうち、急に車内が静かになります。

運転士さんが、エンジンも切り離したからです。

いわゆる「ニュートラル」、惰性走行です。

 

車でもってごくたまにやりますが、鉄道では当たり前のモード。

摩擦の低い鉄路なので、エンジンをかけずに、長時間、効率的な走行が出来るわけです♪

 

もちろん、坂やカーブによっては再加速もありますし、停止時にはエンジンブレーキに相当する仕組みもあります。

 

気動車の旅では、「音」も、注目なんですよ!

 

さて、とは言えブログでは、紹介出来るのは「車窓」なんで♪

 

京丹後のお茶を飲みながら♪
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20190316113341j:image

 

こちらは、浜坂名物のちくわ!

“本物”の竹を使います。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20190316131411j:image

甘味があって、美味し!

ちょっと、食べにくいけど…

 

小島連なる…
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20190316113244j:image

 

こういう「小さな港町」いいですよね♪

初めての一人旅も、港町に寄りましたよ♪
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20190316113413j:image

 

緑が映える!
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20190316113500j:image

駅に到着!

 

実はこれ、餘部鉄橋!!
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20190316113521j:image

一部が残され、記念の遊歩道になっています。

 

ちょっと、内陸に入ります。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20190316132613j:image

 

街になってきました。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20190316132529j:image

 

終点、浜坂に到着です。

お疲れ様でした~!
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20190316132554j:image

 

若い人、幼い人にとって、鉄道の魅力は「新幹線!」「特急!」「新車!」かもしれません。

 

でも、鉄道の趣味は、とっても広い世界。

こういう気動車や、乗り潰し、末端線、秘境駅、駅弁、きっぷ・グッズ類、駅そば、模型、ダイヤ、メカニズム、音、…

もちろん、写真を撮る人や、海外に行く人もいますね。

 

この広い鉄道趣味の世界で、どれか一つでも、フィットするものが見つけられたのなら、それはとっても素晴らしいことだと思いますよ!