螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

湯河原町と神奈川県の思い出・24…

一時期よかった、湯河原時代。

でも、すぐに陰りがやってきます。

 

何故か、いつもプレッシャーを感じるようになりました。

大きなものではありませんが、四六時中なので、ダメージはかなり、ありました。

精神への影響は大きく、常に死を、意識していました。

 

一人暮らしですから、相談する人もいません。

まぁ、一人でなくても、いないと思いますが。

今から思えば、かなり辛い状況でした。

かなり、視野も狭まっていましたね。

 

それでも、仕事は続けていました。

休むことなく。

うつ病」なんてことは、かけらもなかった。

ただ、自分はダメなヤツだから、状況が悪い。

これからも、悪くなる一方。

僕のせいで。

 

そんなことを考えて、決めつけていました。

 

ここで、決定的なことが起こります。

昇進です。

 

具体的には、総務主任という、係長クラスの役職に昇進しました。

しかも、転勤になり、隣の大きな局へ、異動となりました。

 

一見、いいことのように思えます。

しかし、この時既に、うつ病であったことは明らか。

初めての役職で、しかも慣れた環境を奪われ、新しい、しかも仕事量が多い職場で、その場にいる部下の、上に立たなければならない。

 

今から思えば、かなりきつい人事だったと思います。

 

結局、半月も持たずに、うつ病を発症。

自殺未遂を起こして、退職を余儀なくされました。

 

これを機に、一人暮らしを辞め、実家に引き取られることになりました。

こんな形で、湯河原時代と一人暮らし時代は、終わりを告げることになりました。

 

 

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