「四」のつく街で、まぁ一番身近なのは、「四谷」でしょう。
地名は「四谷」、駅名は「四ツ谷」です。
有名な施設としては、「四谷学院」かな?
2人の先生がつく、有名な予備校です。
こんな施設もあります。
「四谷霊廟」
真成院には、もともと「潮干観音」という観音様がありました。
潮が満ちると、観音様の足下まで水が来たそうで、この辺りは入り江だったんだそうですよ。
「四谷霊廟」は近年のもので、アパート式墓地の走りです。
墓地不足は今も深刻ですから、先見の明がありました。
この辺りの鎮守・須賀神社は、立派なお社です。
その近くに、これまたこんな、立派な階段があります。
何の気なしに「四谷階段!?」なんて、SNSに上げましたら、検見川浜のKさんから、ツッコミが来まして!
なんと、「君の名は。」の聖地でした~!
確かに、こんな場面から撮った絵、ありましたね~!
実は、「四谷階段」も、かつては実在しまして。
別のものが。
四谷の「祥平館」という建物に、道路から一段上がるための、小さな階段があったそうで。
本当は、そこに建物の入口があったらしいんですが、既に姿はなく、上った階段は、降りるしかない。
これを見て、かの赤瀬川原平先生が、「トマソンだ!」と閃いたのが、無用の建造物「超芸術トマソン」の始まりだそうです。
トマソン?
実は巨人に、そんな外国人がいたんですよ。
この人、鳴り物入りで入りながら、三振の山で、打率は2割そこそこ。
それなのに、巨人は4番で使い続けた。
飾っておくかのように。
そんなことをイメージして、命名したそうですよ。
そう言えば、「ロケタッチ」のカテゴリに、「トマソン」ってあったんですよね。
僕が知るきっかけでした。
たとえば、これ。
階段があったのに、上に歩道が出来てしまって、もう階段は用をなしません。
それなのに、撤去もされずに存在する。
これが、トマソン。
立派に作られた階段ですが、隣に平坦な道があるのに、何故か存在する、トマソン。
これは国道の交差点ですが、手前側は開いていて、普通に入ってこれます。
でも、一見、左奥の横断歩道まで行けそうなのに、行ってみると、行き止まり。
なんとも残念な、トマソン…。
用をなさなくなっても、撤去に金がかかるとか、大人の事情とかで、そのまま残される物件は、少なくないと思います。
でも、ここはお遊び。
そんなことは想像だけして、純粋に楽しみたいですね♪
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