ブログで何度か登場したかな?
中学・高校は、弓道部でした。
在住した鹿児島では、盛んでしたからね~♪
これは、中学時代。
当時、男子は丸刈り強制でしたから、坊主頭でしたが、袴を着ると、決まるでしょ!
この、袴姿に憧れて、入部した人も多いそうですよ。
でも、通常はこんな格好で、練習します。
上はTシャツです。
ボタンのあるものは、弦が引っかかって、ボタンが飛んでしまうので、着用できません。
胸のある女子は、胸当てをします。
弦と言えば、右手の離し方が悪いと、弦が変な動きになって、左腕に当たる!!
当たる上に、擦っていきますから、傷になって、ものすごく痛い!!
この写真の高校時代は、もうあまりありませんでしたが、始めた頃の中学では、冷やすためのコールドスプレーの、常連でしたよ。
弦は当たるのに、的にはなかなか、当たりませんで。
もちろん、狙い所ってのがあるんですけど、1回1回の動作がみんな違うのが、僕なんで…。
中学では十射のうち、最も当たって四中。
半分以上当たることは、ありませんでした。
高校でも、ついに皆中(十射十中)は、一度もありませんしたね。
九中も、あったかどうか?
弓って、力を入れて引く(“射る”、よりは“引く”って言葉を使いました)ってイメージがありますが、一番指導されたのは、「力を抜く」
右手に力を入れて、力任せに引いても、離す時に余計な力が加わり、的へ飛びません。
むしろ、肩と肘を使って、骨格で引くイメージなんですよ。
弓道の教本の出だしは、
「弓を射ずして骨を射ること、最も肝要なり」とありました。
全身を使って、弓を引くわけです。
そうそう、昇段試験もありましたね。
筆記試験もあるんですよ。
十段までありましたが、当時鹿児島には、九段が3名、いらっしゃいました。
僕は初段止まりでしたが、高校で取れるのは、三段まで。
五段以上から、錬士、教士、範士という称号も、受けるチャンスが出てきます。
四段以上になると、いわゆる紋付き袴を着ての、納射が出来るようになります。
納射の場合、引く前に、紋付きから腕を抜く動作が加わります。
それを補助する介添え役と、矢を回収しに行く役の3人で、納射を行います。
このレベルになると、もはや、当たる当たらないの問題じゃない。
動作からあふれる、気品が重要になってきます。
実際、持った矢が落ちたり、弦が切れるなどの、トラブルが起こることもありますが、落ち着いて対処することが重要と、何かの会合で聞いたことがあります。
大学の時、弓道部があったんで、迷ったんですけどね…。
入ってたら、違う人生になったかも知れません。
でも、実はゴム弓という、練習道具を持ってましてね♪
出っ張るお腹は、気にしないで…
次は「う」です
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com
前は「は」です。