螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

「石」・一年生の思い出・74…

父愛用の、ラジオです。
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主に花壇での仕事で、聞いているようです。

もちろん、ちゃんと音が鳴りますよ♪

 

ウチの室内の場合、あんまりアンテナを伸ばさない方が、良く入りましたね♪
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ラジオと言えば「トランジスタ」ですよね。

多分、これにも何らかの形で、使われているでしょう。

 

3つの足を持った、半導体素子で、エミッタという端子からベースという端子への電流変化が、エミッタからコレクタという端子への、大きな電流変化が得られます。

つまり、増幅作用があることになります。

これによって、微弱な音声信号を増幅して、聞こえるような音声にするわけですね。

 

実際には、コイルとコンデンサを組み合わせた同調回路で、アンテナからの電波を拾い、ダイオードで検波(電気信号を音声信号に変えること)、さらにトランジスタで増幅して、イヤホンで聞けるラジオが、制作可能でした。

 

実際に、学研の「電子ブロック」で、「ダイオード検波1石ラジオ」が、製作可能だったんですよ。

 

…っとここで、ようやく出てきた「石」。

昔の人は、トランジスタのことを「石」って呼んでたんですよ。

トランジスタ1個なら「1石」、2個なら「2石」ラジオラジオですね。

トランジスタは検波にも使えましたから、2石の場合もありました)

 

実際、原始のラジオは、天然の石を使っていたそうですしね。

半導体元素記号はSi(ケイ素)。

半導体になるかどうかはともかく、元素としては、大量にありますからね。

 

トランジスタは今でも重要部品で、集積回路に組み込まれて、広く利用されていますが、ロマンを求めて、今でも「石」と呼ぶ技術者が、いるそうで。

 

「石頭」なんて、言わないで下さいね。

 

 

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