前回は「SUM」ですが、「…IF」がつくと…
「SUMIF」は、「データを行単位に見て、ある列の条件に合った行の、別の列を合計する」
という動作になります。
通常、データは行単位に並んでいます。
(列単位にも出来ますが、Excelは列方面の処理は、得意じゃありません…)
例えば、2列目に「部署」、5行目に「使った金額」を入れた、大量のリストがあった場合、この関数で、
「営業部が使った金額」を、算出できるわけですね。
使うと、意外に使い道があります。
類似の関数で、「SUMIFS」だと、複数の列で、条件を設定できます。
さっきのリストで、4列目に「性別」って項目があった場合、「SUMIFS」を使うと、
「おい!営業部の野郎ども!飲み過ぎだ!!」ってことが、わかってしまいますね…。
Excelは、「データが一つの行ごとなっていて、項目(重複のない)が並んでいるデータ群」を処理するのが得意です。
「リスト形式」ですね。
関数も多数用意されています。
なので、他部署とかで、クロス集計型の資料が提供された場合、それを利用するために、わざわざ値を拾って、リスト形式に作る直すマクロなんてのを、作ることがあります。
その表が、定期的に発表されるものなら、仕組みを作ってしまった方が、利用がしやすいんですよ。
次は「COUNTIF」です
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