螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

BASIC・略語の思い出・2…

これ、プログラム言語です。

入門者向けの。

 

かつてのパソコンは、何らかのBASICエディタが、搭載されていました。

もちろん、ソフトもありましたが、かつてパソコンとは、「自分でプログラムを組んで使う」道具だったんですよ。

 

英単語の「Basic」は、「基礎的な」という意味ですが、プログラムの「BASIC」には、ちゃんと元ネタがあり、

「Beginner's All-purpose Symbolic Instruction Code」の頭文字を取ったもの。

「初心者向けの、汎用(all-purpose)記号(symbolic)命令(instruction)コード」、って意味になります。

 

実際、BASICのプログラムは、仕様書のように、文の羅列になっていて、初心者でも取っつきやすいですね。

構造化とか部品化とかも可能ですが、基本的には、読んでわかる言語です。

 

例えば、ホームページを記述するHTMLは、タグで囲って記述しますが、知ってる人でないと、わかりにくいです。

増してや、機械語なんかは、高速動作が可能な反面、プログラムは数字の羅列。

しかも、汎用性が全くないので、その機種の専門家でないと、扱えないでしょう。

BASICは、ある程度汎用性を持たせながら、機器独自の機能にも対応した、非常にわかりやすい言語なんですよ♪

 

インタプリタ方式で、速度には難がありますが、初心者にはそれを補って余りあります。

少ない知識・経験でも、パソコンのいろんな機能を使うことが出来たわけです。

 

今、仕事で使っているのは、ExcelVBA。

いわゆるマクロですが、実はプログラム言語です。

これが、非常にBASICに似てましてね。

 

僕は10歳で、初めてポケットコンピュータを触り、以来10年以上、さんざんBASICをやりましたから、スムーズに入って行けたわけです。

それに、オブジェクト指向や、部品化の考え方も、一部取り入れられていてね。

最近の考え方を学ぶきっかけにも、なりました。

 

もちろん、今のパソコンにはBASICなんて、入っていません。

でも、僕のパソコン・ITの“基礎”は、この「BASIC」なんですよ。

 

 

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