螺旋を描いて…

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DDT・略語の思い出・4…

巨匠ぐらいの世代だと、「DDT=殺虫剤」です。

「Di chloro Di phenyl Tri chloro ethane」で、「ジ・クロロ・ジ・フェニル・トリ・クロロ・エタン」の略だそうですが、正確には「4,4'-(2,2,2-トリクロロエタン-1,1-ジイル)ビス(クロロベンゼン)」だそうです(Wikipediaより)

 

シラミに対して有効とされ、GHQに頭から掛けられた思い出がある人も、いるそうですね。

米軍が空から散布したことも、あるそうです。

 

その後、農薬として使われた時期もありますが、発がん性があり、環境ホルモンとしても、生態系に大きな悪影響があるとして、日本では使用が禁じられて、久しいです。

特に、物質としては非常に安定しており、長期にわたって人体に影響があることも、問題とされました。

 

だだ、今でも使われている場所がありまして。

 

「プロレスのリング」

DDT」という技が、あるんですよ。

 

ジェイク・ロバーツという、アメリカのプロレスラーが発案した技だそうで、正対した相手を、顔を小脇に抱えます。

ヘッドロック」の状態になりますね。

この状態で、後ろに倒れると、相手は頭から落ちます。

さらに、自身の体重ものしかかり、大きなダメージになるわけです。

 

「よく効く」殺虫剤って意味も、(シラミに有効なように)「頭を狙う」って意味も、あったんでしょうね。

 

日本でも、よく使われる技で、DDTに「デンジャラス・ドライバー・オブ・テンリュー(天龍源一郎)」なんて、新解釈も登場。

メジャーかつ強力な技として、プロレスファンには認識されているようです。

 

 

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