「Head Up Display」
機器上ではなく、直接視野に情報を表示する技術です。
ゲームなんかでは、先行してましたね。
特に戦闘機のシミュレーションゲームだと、画面はHUDを再現したものになっている場合がありまして。
方位や角度が表示されたり、敵機のロックオン情報、被弾した時は赤くなったり。
実際の戦闘機では、キャノピーの場所に透明な表示機を置くタイプと、ヘルメットのバイザー部分に表示するタイプがあるそうです。
本来は機器に表示される情報を、視野内の画面に投影することで、まっすぐ前を向いたまま、いろんな情報を知ることが出来ます。
実用だと、車の駐車支援も。
カーナビの部分がバックモニターになり、車の現在位置を、色のラインで表示することで、今の車の位置や、そのまま進むとどうなるかが、わかるようになっています。
いずれも、センサーで情報を取り、それをコンピューターで判断、情報を適切に表示する装置です。
直接、視野に出る情報なので、本当に最小限の、必要な情報だけを、表示する必要がありますね。
そのうち、人もみんな、HUDを持つ時代になりますかね。
「あ!嫌いな人が通るから、道を変えよう…」とか。
無用な争いは、避けられるでしょうが、ドラマも、生まれなくなるかも知れませんね。
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