螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

HUD・略語の思い出・8…

「Head Up Display」

機器上ではなく、直接視野に情報を表示する技術です。

 

ゲームなんかでは、先行してましたね。

特に戦闘機のシミュレーションゲームだと、画面はHUDを再現したものになっている場合がありまして。

方位や角度が表示されたり、敵機のロックオン情報、被弾した時は赤くなったり。


実際の戦闘機では、キャノピーの場所に透明な表示機を置くタイプと、ヘルメットのバイザー部分に表示するタイプがあるそうです。

 

本来は機器に表示される情報を、視野内の画面に投影することで、まっすぐ前を向いたまま、いろんな情報を知ることが出来ます。

 

実用だと、車の駐車支援も。

カーナビの部分がバックモニターになり、車の現在位置を、色のラインで表示することで、今の車の位置や、そのまま進むとどうなるかが、わかるようになっています。

 

いずれも、センサーで情報を取り、それをコンピューターで判断、情報を適切に表示する装置です。

直接、視野に出る情報なので、本当に最小限の、必要な情報だけを、表示する必要がありますね。

 

そのうち、人もみんな、HUDを持つ時代になりますかね。

「あ!嫌いな人が通るから、道を変えよう…」とか。

無用な争いは、避けられるでしょうが、ドラマも、生まれなくなるかも知れませんね。

 

 

次の略語は、こちら

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

前の略語は、こちら

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com