今週のお題「怖い話」
もちろん、写真なんか残っていませんが…
小学1年の頃の話。
風の強い、冬の夜でした。
突然、サイレンが鳴って…
ギョッとして、その方向の窓を見たら…
「真っ赤」!!
恐る恐る窓を開けると、近くのお店が、赤々と!!
火事でした。
舞飛ぶ火の粉まで、しっかり見えて!!
今はスーパーになっている場所には、当時は個人商店。
その間の空間は、今でこそ、住宅その他で埋まっていますが、当時はずっと空き地で、300mぐらい先のお店が、手に取るように見えた!
そのお店は…
「文房具店」
燃えるものが、たっぷりあるお店です…。
暗い中、火は赤々と燃え上がり、隣の洋品店も、飲み込む!
怖かったですね…
しかも、その夜は父が単身赴任で、いなくて。
恐ろしさ、心細さを、さらに増幅しました。
その後…
スイミングスクールのバスとかで、現場を何度も通ったんですが…
文房具屋さんは、骨組みだけ。
洋品店も、2階は全焼…
その、屍のような焼け跡は、いつまでもいつまでも、幼い僕の心に、残り続けたのでした…
裏は、布団の中で怖かった話…