螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

RANK・関数の思い出・14…

RANKは、その名の通り、順位を返す関数です。

例えば、F列に国語の点数が入った、生徒の成績リストがあった場合。

この関数を仕込んでおけば、確認の国語の点数の順位、

つまり「国語のスペシャリストは、誰か?」がわかります。

 

例えば、5教科並べると、なかなか面白い傾向が見えますね。

 

国語のスペシャリストの、数学の欄を見ると…

最下位に近い順位が刻まれていたり…

国語が良くても、英語がダメとか、理科は高いのに数学はあまり高くないとか。

トップじゃないけど、どの教科も平均的に、順位を出せてる人もいますね。

 

もちろん、点数で評価しても、いいと思います。

絶対評価」ですね。

でも、「相対評価」の順位での比較は、また違った、興味深いものなんですよ。

偏差値じゃないけど、テストが難しければ、点が低くても1位の場合がありますしね。

 

そう言えば、仕事ではこんな表を作っています。

「各顧客企業の、年度別の売上推移表」

 もちろん、RANK関数を仕込んで、年度ごとの順位がわかるようにしておきます。

 

例えば、「5年前に取引を始め、3桁の順位だった顧客が、今や上位十傑に入る、優良顧客!」

なんてことがわかります。

逆に、数年前の上位顧客が、ある年からパタッと取引が止まってしまった、ってこともあります。

 

上層部には、顧客管理として、非常に有用だというので、毎年作っているんですが、年度の売上一覧から、この表を作成するのは、実はマクロがいるんですよ。

「企業名の並べ替え」で対応出来る気もしますが、各年の売上表は通常、その年に括って作るため、各年の表に載る顧客名は、常に一定ではありません。

途中から登場、あるいは退場した企業があると、ずれてしまいますからね。

社名変更とかもあるし、意外と、手間なんですよ。

 

 

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