RANKは、その名の通り、順位を返す関数です。
例えば、F列に国語の点数が入った、生徒の成績リストがあった場合。
この関数を仕込んでおけば、確認の国語の点数の順位、
つまり「国語のスペシャリストは、誰か?」がわかります。
例えば、5教科並べると、なかなか面白い傾向が見えますね。
国語のスペシャリストの、数学の欄を見ると…
最下位に近い順位が刻まれていたり…
国語が良くても、英語がダメとか、理科は高いのに数学はあまり高くないとか。
トップじゃないけど、どの教科も平均的に、順位を出せてる人もいますね。
もちろん、点数で評価しても、いいと思います。
「絶対評価」ですね。
でも、「相対評価」の順位での比較は、また違った、興味深いものなんですよ。
偏差値じゃないけど、テストが難しければ、点が低くても1位の場合がありますしね。
そう言えば、仕事ではこんな表を作っています。
「各顧客企業の、年度別の売上推移表」
もちろん、RANK関数を仕込んで、年度ごとの順位がわかるようにしておきます。
例えば、「5年前に取引を始め、3桁の順位だった顧客が、今や上位十傑に入る、優良顧客!」
なんてことがわかります。
逆に、数年前の上位顧客が、ある年からパタッと取引が止まってしまった、ってこともあります。
上層部には、顧客管理として、非常に有用だというので、毎年作っているんですが、年度の売上一覧から、この表を作成するのは、実はマクロがいるんですよ。
「企業名の並べ替え」で対応出来る気もしますが、各年の売上表は通常、その年に括って作るため、各年の表に載る顧客名は、常に一定ではありません。
途中から登場、あるいは退場した企業があると、ずれてしまいますからね。
社名変更とかもあるし、意外と、手間なんですよ。
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