Excelでは、日付を1900/1/1からの日数(一部例外あり)、時刻は小数で表します。
「シリアル値」と言いますが、Excelで日付を入力(2020/10/3など)、表示形式を「数値」に変更すると、今は5桁の数値で表示されます。
この値、計算や表示するのには都合がいいんですが、例えば「44107」が「2020/10/3」を表すなんて、一般の人にはわかりません。
そこで、この「シリアル値」と、実際の日付を、相互に変換する必要があるのです。
セルに日付を入力すると、このシリアル値に変換されて、記録されるんですが、例えば、「月」と「日付」が別のセルに入力されていて、それを「日付として表現したい」って場合があります。
そんな時に、「DATE」関数が役に立ちます。
この関数は、年、月、日を別々に引数として与えてあげると、その日付を「日付」として、生成してくれます。
例えば
=DATE(2020,10,3)
と入力すると、そのセルには日付形式での「2020/10/3」が、表示されるわけです。
この関数には、結構有用なところがあって。
年、月、日は計算でも、セル参照でもOKです。
バラバラに書かれた年月日をまとめて、日付として評価するのには、大変便利です。
入力された日付によって、印刷部分の日付を変えることだって、出来ますね。
もう一つ…
もちろん、月は1~12、日は最大で1~31ですが、実はこの範囲外でも許されます。
=DATE(2020,10,32)なら、結果は「2020/11/1」
ちゃんと、実在する日付に直してくれるんです。
そこで、こんなことが出来ます。
ここで、「DAY」関数は、シリアル値から日の値を出す関数です。
=DAY(DATE(2020,10+1,1-1))
これでわかるのは…
この場合だと「10月の末日」です。
31ですね。
“10”を“9”にすると、30になるはずです。
そう、「翌月の一日の前日」を求めているわけですね♪
末日って、月によって違いますが、「翌月一日の前日」であることには変わらない、って考えなんですが、この「DATE」関数が非常に柔軟なために、簡単実現出来た!ってわけなんですよ♪
次は「LEFT」です
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com
前は「ISERROR」です
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com