「CLEAN」
文字列に含まれる、印刷不可能な文字を、除去する関数です。
実は、初めて見ましたが、「使えそう!」って思ったので、紹介します。
例えば、ファイル内に、ユーザーに何か入力してもらって、ファイルを回収して内容を印刷する、という処理をする場合があります。
ユーザーとしては、自由に打てると思いますから、結構自由に打ってきます。
中でも厄介なのが、「セル内改行」
「Alt+Enter」で、セル内改行が出来ますね。
入力者としては、適当に改行が入ることで、読みやすくなるので、つい入れてしまいますが、入れるとセル幅が広がり、シートの枠組みが崩れてしまいます。
しかも、当然ながら、そのまま印刷されてしまうんですよね…
実際には、セル内改行を行うと、その位置に「LF(Line Feed)という文字コードが挿入され、以降は次行に送る、という動作になります。
そこで、別に印刷用シートを用意しておき、印刷部分には、入力内容に「CLEAN」をかけて転写する数式にしておきます。
そうすると、印刷シートには、それ自体は印刷されない、LFコードは送られませんから、枠組みを保ったまま、印刷が可能になるんですよ。
しかも、入力シートには、セル内改行を残すことが出来ます。
入力者には知られずに、裏で処理することが可能になるんですよ。
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