螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

XLS・略語の思い出・24…

正確には、小文字ですが…

「拡張子」ですね。

 

拡張子とは、ファイルの形式や、どのソフトで使うかなどを示した、ファイル名の情報です。

ピリオドの後に、英文字2~4文字で表されます。

 

この場合は、Excelのファイルであることを示します。

 

もっとも、Excelのファイル構造が変わってから、だいぶ経ちましたね。

今は「.xlsx」と、もう一つxが付きます。

 

ちなみに、Excel2003までの「.xls」はバイナリ形式、Excel2007以降の「.xlsx」はxml方式と、記述の仕方が全く異なっているそうです。

 

ちなみに、今のExcelでも、拡張子を「.xlsb」とすると、バイナリ形式で保存が可能で、容量も小さく出来るそうです。

ただし、そのまま編集すると、不具合を起こすらしく、やはりファイル形式を「.xlsx」に戻してから、編集した方がいいそうです。

 

僕がよく使うのは、「.xlsm」です。

マクロを実行できるファイルです。

 

2007以降は、通常の「.xlsx」ファイルには、マクロを登録できなくなりました。

それまでは、ファイル名だけではマクロが入っているか、わかりませんでしたが、これならファイルを開くことなく、ファイル名からマクロの有無を判別出来ます。

マクロウィルスへの対処だと思います。

 

こんなのもあります。

「.xlam」

アドインと言って、Excelの機能自体を拡張するためのファイルです。

例えば、分析のためのウイザードを呼び出すものとか、ツールバーやリボンを拡張するとか。

Microsoftからダウンロードして使う場合もありますが、自作することも、可能らしいです。

 

…さすがに、そこまではやったことはありませんね。

 

これは、1回ぐらいは使ったことが、あるかしら?

「.xltx」

テンプレートですね。

 

いわゆる「ひな形」で、そのファイルを元に、差異だけを修正したファイルを、量産できます。

月のファイルを登録しておいて、日付だけ変えて使うとかね。

 

「.xltx」ファイルは、特別な場所に保存されて、上書きが出来ず、必ず別名保存することになっています。

テンプレートを直す場合は、テンプレート保存フォルダで、修正用に開いて編集します。

この時、ファイル名を直接ダブルクリックすると、コピーが開かれてしまいますが、左の緑の部分の「開く」から開くと、テンプレートを編集するモードで開けます。

 

まぁ、パソコン自体には、こんな仕組みがなくても、ファイルを読み込めば、なんでもわかるんでしょうけどね。

でも、人にわかるように、しないとね。

 

パソコン、ファイルを操作するのは、人間なんです。

 

 

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