螺旋を描いて…

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「内無双」・決まり手の思い出・8…

(敬称略)

基本的に、廻しを取って、それを浮かせるように投げると、「投げ技」になり、逆に下に沈ませるような動作だと、「捻り技」になります。

この「捻り技」の時、反対側の手で相手の太もも裏を跳ね上げる動作が入ると、「内無双」になります。

 

たまに、決まる技ですね。

「無双」には、「並ぶものがない」という意味がありますが、やっぱりあまり決まらない捻り技が、決まりやすくなるんでしょうね。

相撲では、外無双も含めて、「無双を切る」って表現します。

 

英語では「Inner Thigh Propping Twist Down」

「Thigh」は「太もも」、「Propping」は「支える」です。

「太ももの内側を支点に、捻り倒す」になりますかね。

 

やっぱり、小兵力士の方が決めやすかったんでしょうね。

舞の海とか、旭鷲山とか、得意だったそうです。

白鵬も、内無双で豪快に勝った相撲があるそうですね。

 

 

次の決まり手は、「打っ棄り」

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前の決まり手は、「内掛け」

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