別に、迷路でも何でもありませんが…
正確には、その中の通路です。
これが、迷路に見える人は…
多分、40代ぐらいの人。
しかも、パソコンゲームをやり込んだ人ですね。
今でこそ、RPGとかはマップが予め用意されているのが、当たり前ですが、当時はそんな機能はなく。
自分で、地図を描いたんですよ。
例えば、当時のゲームではよくあった、この疑似3Dの迷路。
(イメージです)
これだと、1ブロック先に、左への分かれ道があり、さらに3ブロック先の正面は、T字路ですね。
これを、一歩一歩、描いていったんですよ。
地図のパーツは使い回しで、同じものしか出てきませんが、つまらなくたって、地図を描かなければ、ゴールへはたどり着きませんから、そりゃあもう、真剣に描きましたよ。
途中でずれちゃって、書き直し…なんてことも、しばしば…
そのうち、ゴールまでの距離だけがわかる機能がついた作品があって。
値が減るように進みつつ、地図を書き進めていったら、最接近点では角っこが合うだけの“はす向かい”で、そのルートではゴールへは行けない!なんてことがわかったり。
「騙された~!」なんてね。
今の人だと、そんな体験は、ハナから味わえないんですね…
それを踏まえて、改めてさっきの通路を…
壁が、無機質でしょ。
ものすごく。
当時の迷路みたいに。
なんか、方眼紙持ち出して、地図描きたくなりません?
きっと、僕だけではないはずです。
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