螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

「迷路」・しりとりの思い出・50…

別に、迷路でも何でもありませんが…

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これ、半蔵門線錦糸町駅の4番出口。

正確には、その中の通路です。

 

これが、迷路に見える人は…

多分、40代ぐらいの人。

しかも、パソコンゲームをやり込んだ人ですね。

 

今でこそ、RPGとかはマップが予め用意されているのが、当たり前ですが、当時はそんな機能はなく。

自分で、地図を描いたんですよ。

 

例えば、当時のゲームではよくあった、この疑似3Dの迷路。

(イメージです)

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これだと、1ブロック先に、左への分かれ道があり、さらに3ブロック先の正面は、T字路ですね。

これを、一歩一歩、描いていったんですよ。

 

地図のパーツは使い回しで、同じものしか出てきませんが、つまらなくたって、地図を描かなければ、ゴールへはたどり着きませんから、そりゃあもう、真剣に描きましたよ。

 

途中でずれちゃって、書き直し…なんてことも、しばしば…

 

そのうち、ゴールまでの距離だけがわかる機能がついた作品があって。

値が減るように進みつつ、地図を書き進めていったら、最接近点では角っこが合うだけの“はす向かい”で、そのルートではゴールへは行けない!なんてことがわかったり。

「騙された~!」なんてね。

 

今の人だと、そんな体験は、ハナから味わえないんですね…

 

それを踏まえて、改めてさっきの通路を…

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壁が、無機質でしょ。

ものすごく。

当時の迷路みたいに。

 

なんか、方眼紙持ち出して、地図描きたくなりません?

きっと、僕だけではないはずです。

 

 

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