はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」
表は、「インターネット」について。
元々、調べ物をよくする人です。
子供の頃は、辞書を調べたり、辞典を開いたりするのが、好きでした。
図鑑なんかも大好きで、擦り切れるほど読んだ図鑑もありました。
鉄道や乗り物のでしたけど、辞書も図鑑も、言葉や写真があって、それに定義や解説が、あるわけです。
そのことに、安心感を持っていたような、気がしました。
後に、CDの媒体を借りた、電子辞書が登場しました。
CDのは、ソフトをプレーヤーに差し替えて使えましたね。
でも、そのうち本体が、多くの辞書を内蔵できるようになり、キーボードも備えた、薄型の電子辞書を、家ではまだ使っています。
それらは基本的に、「前方一致」の検索で、情報を取り出す方法でした。
例えば、「あい」と入力すれば、「愛する」「アイリス」などが、検索できたわけです。
「しょう」で、「総務省」「前後賞」などが検索できる、「後方一致」が出来るものも、ありました。
なので、同じ検索なら、いつやっても、同じ結果が出ますね。
でも、前後して普及した、インターネットによる検索は、基本的に「キーワード検索」です。
キーワードの重要度順に、一致した度合い順に並びますし、検索回数や内容などが、後の検索に影響しますから、同じキーワードで検索しても、同じ結果が出るとは限りません。
昨日よりも、よりホットなページが、上位に来るかも知れないんです。
インターネット検索の面白さの、一つですね。
キーワードの書き方も、いろいろコツがありますよね。
同義語の違う方ばかりヒットする場合は、「-(マイナス)」キーワードで取り除いたりしますね。
歴史上の人物を調べたいのに、扱ったゲームばかりヒットしてしまう場合は、「-ゲーム名」で、排除できます。
キーワードに加え、「意味」って言葉を付けると、そのキーワードを解説するページが、ヒットしたり。
キーワードに「とは」を付けるのも、同じ意図です。
よく、「○○とは、△△…である」って書き方を、するからですね。
書き手がどうやって、ページを構成しているかを、逆に利用した検索になります。
書き方といえば、「○○ 簡単な やり方」って検索すると、望むやり方を探しやすいのは、ページに見出しがついていて、それと一致しやすいからですね。
ページを検索するには、メジャーな文書構造を知っていた方が、有利だし、逆に多くの人に読んでもらいたいと思うのなら、検索されやすい文書構造にすべき、なんでしょうね。
それにしても、前は探したい文字を、「直球」で入れればよかったんですが、インターネットでは、キーワードもより適切なものを考えないといけないし、それなりのテクニックや、コツなども身につけないと、いけないですね。
それまでの辞書を引くのに比べたら、相当な「変化球」が、必要になってきてると思いますよ。
裏は、作文について…