今は「ワイファイ」で、通じるようになりましたね。
無線を使うインターネットの規格です。
一応、「Wireless Fidelity」という訳があります。
「Wireless」は無線ですが、「Fidelity」は「忠実度」
この場合は、「信頼性」ですかね。
ただ…
この訳は実は、後付けだそうで。
昔あった、カセットテープとかの「Hi-Fi」をもじって、「Wi-Fi」にしたそうです。
「Hi-Fi(High Fidelity)」とは、音楽などの言葉で、「音を忠実に再現できること」だそうで、信頼性の高さを、音楽の空間表現を借りて、表現したんでしょうね。
ちなみに、Wi-Fiの規格名は、「IEEE802.11」と言います。
こっちの方が通りがいいって人も、いるかも知れませんね。
これに「b」が付くと、2.4GHz帯を使う通信で、11Mbpsの通信が可能という規格でした。
ただし、干渉を受けやすく、1階で電子レンジを使っていると、通信が出来なくなった、なんていう思い出もありました。
「a」だと5GHz帯で、54Mbpsの通信が出来ましたが、通信範囲が狭いです。
一方で干渉には強く、階を跨いだ、垂直方向に強い通信でした。
さらに進化させた「g」(2.4GHzで54Mbpsに高速化)、「n」(a、gを同時に使う技術)などの規格も、実用化されています。
無線技術は有線と違い、電波は減衰しますし、いろんな電波を相手にしなければなりませんから、技術的には難易度は高いです。
でも、利便性は有線よりも、遙かに高いですから、これからも技術革新は、続いていくと思います。
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