螺旋を描いて…

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Wi-Fi・略語の思い出・49…

今は「ワイファイ」で、通じるようになりましたね。

無線を使うインターネットの規格です。

 

一応、「Wireless Fidelity」という訳があります。

「Wireless」は無線ですが、「Fidelity」は「忠実度」

この場合は、「信頼性」ですかね。

 

ただ…

この訳は実は、後付けだそうで。

昔あった、カセットテープとかの「Hi-Fi」をもじって、「Wi-Fi」にしたそうです。

 

「Hi-Fi(High Fidelity)」とは、音楽などの言葉で、「音を忠実に再現できること」だそうで、信頼性の高さを、音楽の空間表現を借りて、表現したんでしょうね。

 

ちなみに、Wi-Fiの規格名は、「IEEE802.11」と言います。

こっちの方が通りがいいって人も、いるかも知れませんね。

 

これに「b」が付くと、2.4GHz帯を使う通信で、11Mbpsの通信が可能という規格でした。

ただし、干渉を受けやすく、1階で電子レンジを使っていると、通信が出来なくなった、なんていう思い出もありました。

 

「a」だと5GHz帯で、54Mbpsの通信が出来ましたが、通信範囲が狭いです。

一方で干渉には強く、階を跨いだ、垂直方向に強い通信でした。

 

さらに進化させた「g」(2.4GHzで54Mbpsに高速化)、「n」(a、gを同時に使う技術)などの規格も、実用化されています。

 

無線技術は有線と違い、電波は減衰しますし、いろんな電波を相手にしなければなりませんから、技術的には難易度は高いです。

でも、利便性は有線よりも、遙かに高いですから、これからも技術革新は、続いていくと思います。

 

 

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