螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

YS・略語の思い出・51…

YSと聞いて…

 

野球ファンなら、「ヤクルトスワローズ(Yakult Swallows)」でしょうかね。

昨年は見事日本一になり、9年ぶりにセリーグに、日本一を持ち帰りました。

 

「Swallow」は「ツバメ」ですが、元々は球団が「国鉄スワローズ」だったことに、由来します。

戦前の(戦後も)国鉄超特急と言えば、「つばめ号」でしたからね~

つばめは飛翔力が高く、速さをイメージさせるには、最適だったのでしょうね。

 

…「座ろ-」では、多分ないと思います。。。

ですが、今は「スワローあかぎ」など、着席サービスを謳う列車も、多く走っていますね。

 

ゲームファンだと、日本ファルコムの「Ys(イース)」ですかね?

古くからのアクションRPGで、今でもファンがいるそうです。

楽曲が良かったことも、初期では特に印象的でした。

 

航空ファンだと、「YS-11ワイエス)」ですね。

この飛行機です!

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20220205223514j:plain

 

エアーニッポン機は、乗ったことがありませんけどね…

 

今では唯一の、国産旅客機です。

開発中のMRJが頓挫しそうなので、本当に最初で最後になるかも知れません。

 

64人乗りで、日本の亜幹線、地方路線にはちょうどいいスペックですね。

1200mの短い滑走路でも離着陸できるのは、日本の実情にも適っています。

 

プロペラ機ですが、ターボプロップエンジンで、エンジンから噴射した高速気流を、タービンに当てて回し、プロペラを回転させる高出力機です。

(エンジンのピストンの往復運動を、クランクで回転運動に変えるタイプは「レシプロ機」と言われ、エアレースの飛行機などの小型機が採用しています)

 

肝心の「YS」は、「輸送設計研究協会」の略で、「11」は、エンジンと主翼の番号だそうです。

もっと大型機も造るつもりだったんでしょうが、日本だけでは販路が足りず、海外に売り込めずに頭打ちとなり、残念ながらそれ以上の発展は、ありませんでした。

 

日本では2006年に、旅客運航を終了。

法律改正で、装備的に飛べなくなったための、終了でした。

その後、海外に売却されたものもあり、また日本でも海上保安庁などでも使用されましたが、さすがに古く、残存機も飛ぶことは稀だそうです。

 

 

次の略語は、こちら

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

前の略語は、こちら

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com