螺旋を描いて…

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「撞木反り」・決まり手の思い出・47…

(敬称略)

相手を肩まで担ぎ上げて、そのまま後ろに反って、相手を落とすと、「撞木反り」になります。

 

まるでプロレスの技で、実際に「飛行機投げ(ファイヤーマンズキャリー)」が、これに当たるそうです。

柔道では、「肩車」ですね。

 

ただし、1960年に決まり手が制定されて以来、一度も決まったことがなく、巡業・イベントを含めても、一度も使用例がないそうです。

何と言っても、相手を担ぎ上げるには、まず低く潜らなければならず、柔道と違って、この時点で膝をついてしまうと、負けになってしまうのが大きいそうです。

持ち上げるにしても、相当な体格差がないと、決まらないでしょうね。

 

ちなみに「撞木」とは、鐘を撞く木のこと。

鐘の前にぶら下がっている、棒のことです。

相手を横にして担ぐため、この名があるそうです。

 

英語では「Bell Hammer Backwards Body Drop」ですが、実況されることは、あるのかなぁ…

 

 

次の決まり手は、「掬い投げ」

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