NOTは、論理否定です。
真(TRUE)なら偽(FALSE)、偽なら真を返します。
天邪鬼のような関数ですが、少なくとも前回のXORよりは、よく使う関数で、演算結果をひっくり返すのに使います。
例えば、「ああがこうで、こうがああで…」という条件をたくさん並べて、最後に「…それ以外」を真としたい場合が、結構あります。
「国語、数学、理科、社会、英語が、全て40点以上」という条件を、NOTでひっくり返すと、「一つでも赤点(40点未満)を取った生徒」を、割り出すことが出来ます。
この、「どれか一つでも」という条件を作るのって、意外と難しいのです。
一つ満たせば、あとの値はどれでもいいので、条件を作りにくいのです。
なので、条件を満たさない式を作って、後からひっくり返したほうが、簡単な場合が多いんですよ。
ちなみに…
この「NOT」は、引数は一つしか指定できません。
実際、演算できませんからね。
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