HTTP。
このページでも、URL欄に書いてあるでしょう(最近は省略されている場合もありますね)。
「HyperText Transfer Protocol」の略です。
「ハイパーテキストの転送の取り決め」でしょうか?
「HyperText」とは、「テキストを超えるテキスト」の意味で、文書に画像や映像などを埋め込み、またはリンク出来るテキストのことです。
今は「ホームページ(Webページ)」、あるいは単に「ネット」として普及していますが、見ているのは「HyperText」です。
インターネットが普及したのは、1990年代後半ですが、HyperText自体は、1974年に、アメリカの学者、テッド・ネルソン氏が提唱したもので、かなり歴史があります。
これを書き表すのが、言語であるHTML(HyperText Markup Language)です。
今はHTML5辺りが、新しいですね。
今回のHTTPは、コンピューターがサーバーに、ページ内容の転送要求(リクエスト)を出し、サーバーがそれに応える際の、取り決めを表しています。
当初は、データは平文(非暗号)でやり取りされていたので、通信内容を盗み見られたり、改ざんされる危険がありました。
今はSSL/TSL(Secure Socket Layer/Transport Layer Security)による暗号化がなされ、安全にデータをやり取り出来るようになっています。
SSLは実際にデータを暗号化・復号化する仕組み、TSLはそれらを安全に転送する仕組みで、これらが共同して、安全な通信を支えています。
これらの、暗号化がなされた通信の場合、URL欄はhttpではなく、https(HyperText Transfer Protocol Secure)となっています。
時には、気にしてみてはいかがでしょうか?
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