SL碓氷号に乗った時。
この時は、まだ存在を知りませんでしたが…
こちらが、今回の主役!
通称「安中貨物」
茶色い貨車ですね。
今では珍しい、無蓋車を使う貨物列車です。
積み荷は、亜鉛だそうで。
東邦亜鉛という会社が、小名浜と安中にある精製工場で、亜鉛の鉱石などをやり取りするための列車です。
この「トキ25000形」は、亜鉛専用の無蓋車。
さらに、中間で生成される「亜鉛焼鉱」は粒状で、タンク車の「タキ1200形」で運搬されます。
この両者が連なって、「安中貨物」を形成します。
今時ですから、トラックにしても良さそうですが、いろいろ検討した結果、無蓋車・タンク車の貨物列車に、落ち着いたそうです。
トキ25000形は40t、タキ1200形は40.3tの積載量をもちますから、トラックよりも効率がよかったんでしょうね。
ただ、去年を以て無蓋車の運用は終了しており、今はタンク車のみの運用です。
特徴ある列車でしたから、惜しむ声も上がったそうですよ。
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