白緑の思い出…

白緑。

「びゃくろく」って読みます。

この色ですね。

白がだいぶ混ざった、柔らかいというよりも、やや薄めの緑色ですね。

この色が、近いかな？

橋とかに、多い色ですよね。

空の青とか、岸の緑とかに、調和しやすいのかも知れません。

孔雀石を砕くと、「緑青」という顔料になりますが、さらに細かく砕くと、この「白緑」という、白っぽい緑色の顔料になるそうです。

仏教美術と共に日本に伝わった、古い顔料だそうですよ。