螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

「吊り落とし」・決まり手の思い出・65…

(敬称略)

相手を吊り上げ、そのまま土俵にたたき落とすと、「吊り落とし」になります。

 

相手を高く持ち上げた上に、硬い土俵に落とすわけですから、特に脚とか腰とかを痛めやすい、危険な技です。

 

それを押しても、千代の富士が寺尾に吊り落としを決めたのは、「締める」ためだと言われます。

負けた寺尾も、「目が覚めた」と語っており、横綱にはきっと、そういう役割もあるのでしょうね。

 

なお、この時は寺尾の後ろに回って持ち上げているので、現在なら「送り吊り落とし」に相当します。

前方での吊り落としは、その後、朝青龍が何度か決めているそうです。

 

英語では「Lifting Body Slam」です。

まさしく、「叩きつける」ですね。

 

 

次の決まり手は、「吊り出し」

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前の決まり手は、「褄取り」

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