1月3日と言えば、
「ライスボウル」!
日本のアメリカンフットボールの、最高峰の試合です。
アメリカでも、大きな大会、ボウルゲームが行われる地域の、特産品を冠した名前をつける場合があります。
カレッジの試合を行う「ローズボウル」は有名で、開催地のパサデナは、多くの住民がバラのガーデニングを行っていることで、知られます。
本試合は日本で行われるので、「ライスボウル」です。
近年、NFL(National Football League)は、なかなか見る機会も、時間もなくて。
アメリカンフットボールファンとしては、この試合ぐらいは押さえておかないとね。
「ライスボウル」は、元々は社会人1位と学生1位の戦いでしたが、近年、ちょっと実力差が開いて。
今は社会人のアメリカンフットボールリーグ「Xリーグ」の、最高峰を決める試合になりました。
対戦は、パナソニックインパルスと、富士通フロンティアーズ。
前半は、パナソニックがいい感じで。
立て続けにタッチダウン!
富士通は最初は、思ったように攻撃が出ず。
でも、反則が少なく、いいゲームですね。
富士通も、徐々に盛り返して。
2Qにタッチダウンを決めて、4点差!
この、4点差というのが大きいんですよね。
3点しか入らない、フィールドゴールという選択肢が、取りづらくなります。
終盤だと、必ずエンドゾーンまで行かないと、逆転はなりません。
得点を取ったら相手の攻撃になるので、負けているチームは常に、逆転を狙わなければなりません。
2Q終盤には、かなり互角の戦いになって。
いい試合ですね!
どちらもランで押す、アメフトらしい試合になってました。
前半終了。
今は、ライスボウルにも、ハーフタイムショーがあるんですね。
SNS(Social Network Service)で有名な、「yama」というアーティストが、パフォーマンスをしました。
後半。
パナソニックが突き放すも、富士通は何となく、余裕が見られる戦いぶりに見えました。
ハーフタイムで、勝利のプランが、描けたのかな?
徐々に、ラン中心に富士通の攻撃が出だし、パナソニックは勢いが止まり、パントが続き。
流れは一気に、富士通に!
守備陣も、どちらも堅かったですが、サックがあり、ターンオーバーがあり、見どころが多かったですね!
最後は、ランで時間を使いつつ、ジリジリと進んでタッチダウンという、4Qらしい得点で、逆転!
パナソニックはタッチダウン、なおかつ2点コンバージョンが必要な、苦しい場面に。
ただ、まだ時間はあり、タイムアウトも3つありました。
観戦歴も長くなると、残り時間的に、まだ行けるとか、苦しいとか、何となくわかるんですよ。
でも、QB(Quarter Back)に焦りがあったのか。
ここで、またしてもインターセプトを食らう!
これで、勝負がつきました。
富士通フロンティアーズ、連覇おめでとうございます!
MVP(Most Valuable Platyer)は、RB(Running Back)のニクソン選手!
本人も言ってましたが、オフェンスライン陣のブロックが素晴らしく、確実に走路が開きましたね。
ボールには関わらないポジションですが、素晴らしい仕事をしていたと思います。
パナソニックは…
惜しかったですね。
勝てたと思います。
前後半とも、光る所がありましたが、流れを持続出来なかったのは、残念でした。
でも、非常にアメリカンフットボールらしい、締まったいい試合でしたね。
反則も少なかったし。
楽しめましたよ。
これで、正月の行事は、全て終わりですね。
また明日から、仕事です。