赤れんがの機関庫!!
下今市駅にある、機関区です。
「SL大樹」(Steam Locomotive)運転に際して、下今市駅は起点になるため、整備されました。
東武鉄道も、かつては機関車を持ち、貨物列車も運行していましたが、本線では久々なんでしょう。
新設のようですが、やっぱりれんが造りが、雰囲気がでますね♪
実は、転車台があります!
しかも、ここは駅構内扱いなので、乗車券・入場券があれば、乗客は近くまで入って、見学出来ます!
今までない迫力を体感出来る!!
なかなかな試みですね!
列車が入ってきました!
転車台があると、「機回し」という作業が可能になります。
終着した列車が、一度本線に入り、バックして客車を引き込み線に押し込みます。
この絵は、転車台に入る前ですね。
乗る特急が発車してしまうので、見れたのはここまでです。
この後、単機となった機関車が転車台に向かい、方向転換します。
その後、機関車は客車の反対側に連結され、また本線を経由して、ホームに入ります。
ここまで、機関車は行ったり来たり。
そのたびに汽笛が鳴り、煙が上がり、ファンから歓声が上がります!
東武鉄道は、この下今市駅と、終点の鬼怒川温泉駅両方に転車台を設けたことで、機関車の動作が増え、見せ場が何倍にもなりました!
列車の「SL大樹」は、乗車時間は長くても、30分程度です。
元々SLに親しんできた人にとっては、物足りない長さでしょう。
だから敢えて、東武鉄道はSLを「見せるもの」に徹したのかも知れません。
そもそも、今の子供や若い人は、そもそもSLに乗ったことはないわけで、「珍しいものに乗る」となると、30分ぐらいで十分なのかも知れません。
でも、SLを3機も運用して、休日の日中は頻繁に汽笛が鳴るようにすると、鉄道の雰囲気は一気に増しますね♪
SLを運行する会社は、現在も過去にも幾つかありますが、ここまで「見せる」に徹した会社は、初めてかも知れません。
新たな試みとして、注目だと思います。
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