螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

下今市機関区・色な場所の思い出・茶23…

赤れんがの機関庫!!

下今市駅にある、機関区です。

 

下今市機関区

「SL大樹」(Steam Locomotive)運転に際して、下今市駅は起点になるため、整備されました。

東武鉄道も、かつては機関車を持ち、貨物列車も運行していましたが、本線では久々なんでしょう。

新設のようですが、やっぱりれんが造りが、雰囲気がでますね♪

 

実は、転車台があります!

 

しかも、ここは駅構内扱いなので、乗車券・入場券があれば、乗客は近くまで入って、見学出来ます!

今までない迫力を体感出来る!!

なかなかな試みですね!

 

列車が入ってきました!

 

転車台があると、「機回し」という作業が可能になります。

終着した列車が、一度本線に入り、バックして客車を引き込み線に押し込みます。

 

この絵は、転車台に入る前ですね。

 

乗る特急が発車してしまうので、見れたのはここまでです。

この後、単機となった機関車が転車台に向かい、方向転換します。

その後、機関車は客車の反対側に連結され、また本線を経由して、ホームに入ります。

 

ここまで、機関車は行ったり来たり。

そのたびに汽笛が鳴り、煙が上がり、ファンから歓声が上がります!

東武鉄道は、この下今市駅と、終点の鬼怒川温泉駅両方に転車台を設けたことで、機関車の動作が増え、見せ場が何倍にもなりました!

 

列車の「SL大樹」は、乗車時間は長くても、30分程度です。

元々SLに親しんできた人にとっては、物足りない長さでしょう。

だから敢えて、東武鉄道はSLを「見せるもの」に徹したのかも知れません。

 

そもそも、今の子供や若い人は、そもそもSLに乗ったことはないわけで、「珍しいものに乗る」となると、30分ぐらいで十分なのかも知れません。

でも、SLを3機も運用して、休日の日中は頻繁に汽笛が鳴るようにすると、鉄道の雰囲気は一気に増しますね♪

 

SLを運行する会社は、現在も過去にも幾つかありますが、ここまで「見せる」に徹した会社は、初めてかも知れません。

新たな試みとして、注目だと思います。

 

 

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