螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

四島のかけ橋・色な場所の思い出・茶25…

納沙布岬です。

根室の先にあります。

 

日本の東端ですから、幾つか記念碑がありますが、中でも大きいのが、こちら。

 

「四島のかけ橋」

北方四島の返還を祈念した、モニュメントです。

4つのブロックで形成された「橋」で、四島を表しているそうです。

 

この角度では写っていませんが、この下では「祈りの火」が灯されています。

火は沖縄の波照間島で、自然発火したものを採取して、各都道府県をリレーして運ばれたそうで、今も絶やさず燃え続けているそうです。

 

北方四島は、国後島択捉島色丹島と、歯舞諸島を合わせた呼称です。

この日は見えませんでしたが、納沙布岬から見えるぐらいの距離で、一番近い貝殻島までは、僅か3.7kmです。

 

こんな証明書をもらえます。

 

まぁ、「近いから我が領土」は、世界的には通用しませんけどね。

とは言え、元々は日本人が住んでいた島で、お墓があるなど、根付いてきた島でもあります。

地元の人には、「終戦前の混乱で、ソ連(ロシア)に占領された」という思いが、やはりあるようです。

 

最終的には返還がベストでしょうけど、既にロシア人も、一世代以上住んでいます。

日本人の先祖も大事ですが、今、同島で生きている彼らを、追い出したり無理矢理帰属を変えたりするのは、僕はどうかと思います。

両国の関係がもう少しよくなって、気軽に交流出来るようになれば、いいですね。

 

 

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