今週のお題「絵本」
本ではなく、実は歌で恐縮ですが…
調べると、同名の番組があったそうです。
僕よりも、一世代前の番組ですね。
ウチにあったのは、レコード。
恐らく、番組で登場した歌を、収録したものなのでしょう。
それを、父がカセットテープに録音してくれて。
かなり長い期間、何度も何度も聴いた覚えがあります。
確か、絵本も入っていたように思います。
聴いたのはカセットテープなので、なかなかジャケットを引っ張り出さなかったですが…
歌のイメージを膨らませるような、イラスト集だったように記憶しています。
収録曲には、結構いろんな曲があって。
「砂山」とか、「われは海の子」「手のひらを太陽に」とか。
主に童謡ですが、このレコードで初めて聴いた曲も多く。
その後、学校の休み時間にかかった曲も、多かったですね。
「うさぎのおばあさん」は、年老いたうさぎが、それこそおばあさんのように、のんびり過ごす様子を描いた歌。
年老いた悲哀を感じる曲でもありました。
最後の「ほしのうた」は、星が出だす、暗くなった宵の口を思い浮かべましたね。
曲が、脳裏にそんなイメージを投影しました。
子供の頃は、宵の口は既に、一日の終盤です。
そろそろ寝る準備かなとイメージさせて、テープはここで終わっていました。
(その後には、重ねる前のチゴイネルワイゼンが、残っていましたが)
逆に「このカセットでしか、聴いたことがない」曲も、多いですね。
名曲が受け継がれず、失われていくのは、残念なことですね。