螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

佐渡国の思い出…

佐州、佐渡国

佐渡島全島です。

越後国から、船で行きますが…

まずは、この歌から。

砂山

砂山

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北原白秋が書いた詩ですが、これ、新潟でコンサートを開いたときに、子供たちの熱烈な歓迎に感動、「新潟らしい詩」との依頼で、書いたものです。

新潟市の海岸から、佐渡が見える夕暮れをイメージしたそうですよ。

 

新潟県護国神社に、碑があります。
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さらに、こんな風景にも出会えました♪

佐渡に沈む、夕陽!
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佐渡への期待が、膨らみました♪

 

翌週、本当に、佐渡へ!

ツアーを使いました。

 

往路は、フェリー!
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2時間半かかるけど、いいのは甲板に出れる!

カモメが付いてきます。
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船酔いも心配されたけど、ほとんど「凪」で。

快適な船旅でした♪

 

まずは、佐渡のシンボル・トキ。

餌をやるオスと、
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羽根を繕うメス。

子育ては交替制だそうです。
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トキと言えば…
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このきれいな鴇色ですが、繁殖期であるこの時期(4月撮影)は、自ら黒い色素を分泌して、羽根を着色するんだそうです。

くちばしを使って、器用に着色するそうですよ。

 

佐渡国には、いろいろ味覚もあって♪
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魚介の美味さは、語る必要がないくらい。

海藻の美味さも、定評があります。

珍しい海藻が、食卓に並びました♪

 

カニは、こんな思いを♪

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.jp

 

お酒も♪
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国内には5つの酒蔵があるそうで、それぞれ違った地酒が楽しめます♪

 

スイーツもね♪
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 「佐渡バター」は、ネットでも人気な商品。

柿も、佐渡国の特産です。

 

ソフトクリーム「塩ソフト」には、ここで作られた塩が使われています。
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海水を薪の火力で、ひたすら煮詰める!

塩も、佐渡国の特産です。

 

景勝地も多くて。

夫婦岩
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入り組んだ地形が、様々な景観を作り出します。

 

海では、こんな体験も。

たらい舟
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これは観光用ですが、漁師さんは自分専用のたらい舟を持っているそうで、実際にサザエ取りなどの漁に使うそうです。

箱メガネを装備し、サザエを見つけては、潜らずに取るそうですよ。

 

ところで、この櫓。

前についているのに、ちゃんと前に進むんですよね。
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僕もやらせてもらいましたが、全然進まない(笑)

コツがあるそうですよ。

 

体験と言えば、こちらの体験も♪
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佐渡おけさ

佐渡おけさ

佐渡おけさ

  • 佐藤千弘
  • 演歌
  • ¥250
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あまりにも有名な、民謡ですね。

“おけさ”は、器量よしの女性の名前だそうです。

 

これも、体験しましたよ。

“みっちり!”

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.jp

 

それから、佐渡国の歴史と言えば、これを忘れてはいけません。
佐渡金山」
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こんな過酷な、労働現場だったそうです。
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こんな職場なんで、なり手も少なく、罪人や無宿者が送り込まれたりもしたそうです。

新しい鉱脈が見つかると、こんなお祓いをしたりね。
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こちらは、大規模な選鉱場。

北沢浮游選鉱場といいます。

明治・大正・昭和で、政府の力の入れようが違ったため、遺跡の残り方にも、差が出たそうです。
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こちらは、水瓶。

シックナーという濾過装置で、選鉱に使う水を再利用するための施設だそうです。
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僕も、選鉱しましたよ。

「砂金取り体験」
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砂を掬って、比重の差を利用して砂金を沈めながら、砂を取り除いていきます。

なかなか根気が要る作業で、僕は若干1粒の収穫に終わりました。

 

これも、佐渡金山ゆかりです。

「無名異焼」
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無名異とは、佐渡金山採掘の際に取れる、酸化鉄のこと。
これが、そのまま焼き物の名前になりました。

焼くと締まるので、非常に丈夫で、独特の風合いがあります。

色は赤茶色ですが、炎に近いところは黒く染まり、その色合いも見事ですね。

 

さて、帰りの船の時間が来たようです。

帰りは、ジェットフォイル
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1時間5分と、所要はフェリーの半分以下。

島民の重要な足になっています。

 

初めての佐渡でしたが、何かにつけ、いいところが凝縮している感じがしましたね。

満足感の高い、いい旅になりました♪

 

 

次は54・磐城国です

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

前の国は、こちら

52・備後国

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