さて、先週土曜日の夜のお話です。
引き続き、大阪のTさんと。
飲み屋はTさんの領分に従って、新橋へ。
この方、立ち飲みや角打ち(酒屋呑み)といった、ディープな飲み方が大好き。
僕自身は、新橋は全く縁がなかった街だし、立ち飲み自体も初めてなので、大人しくついていきました。
昔ながらのビル。
この地下が、飲み屋街になっています。
フロアガイドは…「平成仕様!?」
これは、階上の会社用みたい。
「いやいや、こうでなくっちゃ!」とTさん。
手作りの、立体仕様の案内図!
廊下を進み、「たこ助」
ここで、Tさんのお友達で、新橋にはよく来られるという、板橋のIさんと合流。
カンパーイ!
飲み屋といっても、2坪あるかどうか。
バーを突き出して、そこに群がって呑む感じ。
狭いので、詰め合わせてね。
Iさんもここは、よく来る店だとか。
ここと板橋では、客層が全然違うらしい。
ちなみにこの店、「トイレが近い!!」って理由も、あるそうです。
他にもご常連がいらして。
マイペースで呑む方もいれば、ほんの一杯引っ掛ける方も。
ママにあしらわれてた方もいたけど、多分、それがお互い心地いいんだろうな。
きっとママさんは、ご常連の随まで、知り尽くしているのでしょう。
そんなご常連から、声をかけてくれる場面があって。
ちょっと、うれしかったな。
そう、「押上文庫」では、僕は逆の立場になることがあります。
雰囲気が似てる、というか、常連になると、お店との距離が急激に縮まるのは、きっと形態に関係ないんでしょうね。
さて、次の店へ。
お支払いは、さっきの写真に写っていた、灰皿のような器に予め入れておいて、酒や料理を出すたびに差し引いていく方式が、多いようですね。
2号館へまいります。
こちらも地図を頼りに。
こっちの方が廊下が狭く、雰囲気がありますね。
「こひなた」でカンパーイ!
こちらの方が店が広いですね。
大皿の惣菜が、カウンターに並べてあります。
価格はほぼ、200円。
一部、300円のものだけに、値札に値段が入っています。
ただ、女将さんが一人でやっているので、注文にはコツがいりますね。
目を合わせておばちゃんを呼ぶあたりは、プロ野球の売り子さんを呼ぶのに似ていますが、混んでるとこっちの方が難しいです。
ここで、日本のTさん登場。
相変わらず、「47都道府県に住む!」を実行中の彼。
数えると、既に20都府県を超え、半分を通過したそうですよ。
さらに、小金井のWさんも登場して、賑やかに。
Wさんとはこの前の新年会で会ったけど、対角線上であまり話が出来なかったんですよね。
Iさんとも知り合いとか。
ひょんなことから、また会えました♪
少しは広いとは言え、大男が3人になったので、かなり手狭に。
一番慣れてるTさんが気遣って、店外に出てくれて、飲み会は続きます。
退店したのは、9時前。
ごちそうさまでした~!
この2店だけをとっても、立ち飲みにもいろんなタイプがありますね。
でも、普通の居酒屋よりも、ほんわか温かい雰囲気があります。
お店の方とも他のお客さんとも、距離が近くなって、他人なのに他人の気がしない?って感じもしますね。
そんな中、「たこ助」のご常連のように、クールに決められるようになれば、この形態でも一人前かな、なんて思いました。
今、立ち飲みめぐりも秘かなブームだと聞きます。
いろんなお店をめぐって、いろんな大将や女将の話を聞いて、いろんなご常連と杯を共にして。
今は数え切れないぐらいお店を回って、SNSとかブログとかの題材にする人も多いんでしょうけど、最後はやっぱり、どこか気に入った店を見つけて、そこのご常連になっていくんじゃないかなんて、思います。
僕なら、そうしたいですね。