螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

湯河原町と神奈川県の思い出・22…

入局3年目から4年目。

この頃になると、ボーナスも満額もらえますし、計画年休って言って、2年目に繰り越した有給休暇を消化させるために、予め届けて休みを取らせる「計画年休」制度もありましたので、それなりに休みも資金もありました。

まぁ、一人暮らしは経費がかかりますから、他の局員に比べたら、自由になるお金はわずかでしたが。

 

当時はまだ、実家は長崎にありましから、帰省という名目で、旅行が出来たんですよね。

ゴールは決まっている旅でしたが、そこまでの経路をいろいろ工夫して、旅をしました。

 

ただ、当時の方針として「写真を撮らない」ってのがあったので、映像はありませんが。

 

最初に行ったのは、なんと紀勢線周り。

確か名古屋まで夜行で出て、「南紀」で太地町へ行きました。

太地町は「くじらの町」ですから、くじらの博物館に行ったり、くじらの珍味を買ったり。

亀八屋の「てつめん餅」は日持ちがしないので、食べちゃいましたけどね。

何より、海辺の小さな町・太地町は、町のあり方が湯河原とはだいぶ違っていて、興味を覚えましたね。

「旅って、とっても楽しいな!」って、思ったわけです。

 

その他にも、寝台車に乗ったり、飛行機を使ったり。

いろんな経路を試しています。

乗れないはずの寝台特急に新幹線で追いついたり、「トラベルミステリー!?」なんてこともやりましたね。

 

次第に、帰省以外の旅行もするようになって。

北海道に雪まつりや、流氷(空振り!)を見に行ったり、ラーメンを食べにいったり。

天橋立に行った旅も、陸から、海から、丘の上からと、三様の楽しみ方が出来たので、すごくよかったんですが、ロッカーから荷物を出し忘れて、列車に乗り遅れ、寝台券をフイに、なんて失敗もありました。

でも、真夜中ながら気比の松原に行けたり、夜行急行の「きたぐに」にも乗れたりしましたけどね。

 

特に印象に残る旅は、これかな?

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闇雲にホタルイカを見に行って、思いっきり空振りに終わった旅でしたが、冒険みたいで、すごく楽しかったんですよね。

 

若いからこそ、出来た旅かもしれません。

それに、今と違って情報が少なかったから、より楽しい旅になったと思います。 

 

 

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