ちょっと、全景の写真がないのが恐縮ですが…。
実際はもっと前後に長く、全長は2mぐらいありました。
これ、「土入れ」です。
父が、作りまして。
バラやチューリップのための土を、ここに保存するのです。
細長いのは、犬走りに置いてあったから。
場所が、狭いのです。
なので、通称「棺桶」なんて呼ばれていました。
ある夏の日。
たまたま中を覗いたら… !!
何と、野良猫が赤ちゃんを産んでいた…
じっとこっちをにらみつける、母猫。
さすがに、追い出すわけにはいきませんでした。
それにしても、“棺桶”の中で出産するとはねぇ…。
ふかふかの土と、ビニールシートの屋根があるから、意外と快適な空間だったのかも知れませんが。
この後、父はシートを固定する紐を、追加したようです。
しかしながら、この数年後、庭中の木製品がシロアリにやられ、全て処分。
“棺桶”も解体され、今は残っていません。
土は…、どっかに引き取ってもらったみたい。
それでも、父のガーデニングの趣味は続いていて、今年もこんなチューリップが咲きました。
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