会社のデスクは白です。
会社のデスクは、比較的白が多いですね。
照明が白色の蛍光灯なので、合うのかな。
光が強いと目が疲れるので、結果的に室内の光量を落とせ、省エネになりますね。
白は、可視光線の全てが目に入った状態です。
白い物体は可視光線を、全て反射します。
一方、黒い物体は、可視光線を吸収するため、その部分は黒く見えます。
特定の波長のみを反射すると、赤とか青とかに見えるわけです。
光の三原色は、赤、緑、青で、光を混ぜるも明度が上がり、三色を混ぜると白になります。
LED(発光ダイオード)は、長く3色時代が続きましたが、これは青色のLEDが、技術的に難しかったためで、赤、緑、混ぜたときの黄色(橙)しか、出せませんでした。
(正確には、無点灯の黒も、表現できます)
今はフルカラーになり、光量もコントロール可能に。
「灰色」が出せるようになったのは、感動でしたね。
一方、絵の具の三原色は、水色(シアン)、桃色(マゼンタ)、そして黄色です。
シアンは、古代ギリシャ語の「暗い青」からだそうです。
マゼンタはイタリアの地名で、鮮やかなピンクの顔料が、当地で発見され、そのまま色名になりました。
ちなみに、光で、赤と緑を等量混ぜると黄色、赤と青だとマゼンタ、緑と青だとシアン、という関係です。
絵の具だと、混ぜると明度は下がり、最終的には黒になります。
印刷はもちろん、絵の具を使いますが、黒は使用頻度が高く、3色使うよりもいいインクがあるので、別に持っている方が普通ですね。
頭文字を取って、「CMYK」なんて言いますね(Kは“Key”略で、“重要”の意味らしい)。
「白」は…
印刷で「白」を表現するのは、「紙」です。
「白」そのものもですが、色の明度や彩度など、実は発色全体に、紙は大きく影響します。
なんたって、塗らない場所は、全て紙の色ですからね~
インクやプリンタに凝るのもいいですが、同じくらい、紙にこだわるのも、大切なんですよ!
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