(敬称略)
相手にのしかかるようにして倒すと、「浴びせ倒し」になります。
豪快に決まりますね。
英語では、「Backward Force Down」。
後方に倒すことを強いる、って感じかな?
そう言えば、最近この決まり手は、少なくなりましたね。
「浴びせ倒し」になるのは、四つに組んでいる時。
それも、相手の腰が崩れ、その上に乗るような形にならないと、この決まり手にはなりません。
四つになっていない、「押し倒し」は結構ありますから、やっぱり四つ相撲は、減ってきているのかも知れませんね。
ちなみに、「浴びせ倒し」には、もう一つ意味がありまして。
林業用語とか。
木を切っていると、上の枝が他の木の枝と絡まって、落ちてこないことがあるんだそうです。
これを「かかり木」と言うそうですが、これに別の木を倒して当て、その力でかかり木を倒すことを、「浴びせ倒し」って言うそうです。
確かに、豪快に決まるんでしょうが、実は非常に危険で、他にも影響が及びかねないということで、禁止されているんだそうですよ。
次の決まり手は、「網打ち」
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前の決まり手は、「足取り」