螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

「浴びせ倒し」・決まり手の思い出・2…

(敬称略)

相手にのしかかるようにして倒すと、「浴びせ倒し」になります。

豪快に決まりますね。

 

英語では、「Backward Force Down」。

後方に倒すことを強いる、って感じかな?

 

そう言えば、最近この決まり手は、少なくなりましたね。

「浴びせ倒し」になるのは、四つに組んでいる時。

それも、相手の腰が崩れ、その上に乗るような形にならないと、この決まり手にはなりません。

 

四つになっていない、「押し倒し」は結構ありますから、やっぱり四つ相撲は、減ってきているのかも知れませんね。

 

ちなみに、「浴びせ倒し」には、もう一つ意味がありまして。

林業用語とか。

 

木を切っていると、上の枝が他の木の枝と絡まって、落ちてこないことがあるんだそうです。

これを「かかり木」と言うそうですが、これに別の木を倒して当て、その力でかかり木を倒すことを、「浴びせ倒し」って言うそうです。

 

確かに、豪快に決まるんでしょうが、実は非常に危険で、他にも影響が及びかねないということで、禁止されているんだそうですよ。

 

 

次の決まり手は、「網打ち」

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前の決まり手は、「足取り」

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