FAといえば、「Free Agent」ですかね。
野球なんかで、おなじみですね。
日本の場合は、実働7年で、FAの権利を手にし、他球団と交渉が可能になります。
(2006年以前のドラフト選手は、8年)
実働9年で、海外も含めた交渉可能になります。
ただし、前所属球団の年俸3位までだと、Aランク、10位までだとBランクになり、この選手を獲得する場合には、前所属に金銭の補償が必要になる他、制限選手以外の枠から、選手を一人、差し出さなければなりません(金銭に換えることも可能)。
例えば、寺原投手が、オリックスからホークスにFAで戻った時、ホークスからはストッパー経験もある、馬原投手が保障で出された、なんてこともありました。
なので、異動する選手には、かなり厳しい制度、ということが出来るでしょう。
一方、アメリカのNFLだと、4年過ごして契約を満了すると、FAになり、一切の保障なしに、他球団と交渉することが出来ます。
契約が4年未満だった場合、例えば3年契約を満了すると、制限付きFAになり、他球団と交渉は出来るものの、前球団は同じ契約を提示することで、引き留めることが出来ます。
ちなみに、新人選手が結べる契約は最長4年なんで、いくら大物選手でも、見極めるにはそれくらいかかる、ってことなんでしょう。
4年経っても残って欲しければ、契約延長をすればいいわけです。
とは言え、NFLの場合は、開幕時に53人のロースターに残らなければ、どんな鳴り物入りでも、スタートラインにさえ立てない、厳しい世界です。
契約は契約でも、ちゃんと実働しなければ、サラリーにはならないそうですよ。
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