螺旋を描いて…

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Q.E.D.・略語の思い出・43…

Q.E.D.」とは、「Quod Erat Demonstrandum」の略です。

 

いずれもラテン語で、

「Quod」は、ここでは「論議」、

「Erat」は動詞で、「~であった」

「Demonstrandum」は、「証明されるべきもの」

で、「証明終わり」を示します。

 

主に、数学的証明、哲学的証明で、証明の最後に書く略語ですね。

数学では、あまり使わないそうですが。

 

僕が習った高校では、「Q.E.D.」は使いませんでしたが、最後に「証明終わり」とは、書かされました。

書かなかったおかげで、2点引かれた思い出もありましたよ。

 

と言うのも、これがないと、他の誰かにあることないことを、書き足されてしまう恐れがあるんですね。

それでは証明にならないと、終わりなら終わりであることを、明確に示さなければなりません。

この「Q.E.D.」は、非常に重要な役割を果たすんですよ。

 

同じような意味合いで、領収書の金額には、必ず「¥」マークをつけるように、指導されました。

これも、前に数字を足されて、とんでもない額を受領証明にされてしまうことを、避けるためですね。

 

物事には何事にも、役割があるわけです。

 

 

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