今週のお題「やり込んだゲーム」
日米の海戦、太平洋戦争を扱ったゲームとしては、「提督の決断」が有名ですね。
僕もやったことがあります。
BGMは今でも、欲しいと思ってますし。
でも、それ以上にやり込んだゲームがありまして。
アスキーの「フィールドコマンダーⅡ 黄昏の海域」というゲームを、何年にもわたって、やり込みました。
MSX2なので、知っている人は少ないですが、日本軍(プロトン軍)、米軍(アルゴン軍)とも、ほぼ史実通りの艦船、航空機、武器が登場。
シナリオも、史実に基づいたもので、戦闘が成されました。
例えば、シナリオクリア条件は、「敵艦隊を全滅せよ」だったり、特定の艦船を狙うものだったり。
航空基地を艦砲射撃して、使用不能にするものもありました。
航空母艦や潜水艦もいました。
潜水艦は、電力が重要でしたね。
天気も重要で、射程が伸びたり縮んだり。
魚雷の射程は変わらないので、射程外の横っ腹に魚雷を撃ち込んだり。
こちらのレーダーにも、射程外の敵艦は写らないので、逆のことをやられたりもしました。
航空機が出撃できなくなったりもしましたね。
(着艦はできたと思います)
駆逐艦にも、魚雷力重視とか、対空防御重視とか、対潜爆雷重視とか、タイプがいましたね。
戦争が押し迫ってくると、対空防御が強い乙型が出る一方、戦時仕様で性能の低い丁型を、どう使っていくかも、重要でした。
航空戦もありました。
ちゃんと動画で戦闘するのが、当時としてはすばらしかったですね。
ただ、航空戦力ではまともに戦っては、勝ち目がないので、敵編隊を味方艦船上におびき寄せて(一方的に撃たれる)、戦力差を付けてから叩くのが、戦術でしたね。
ソフトには両軍の艦船・航空機データが付いていましたが、米軍(アルゴン軍)は割と総合力重視。
一方、日本軍(プロトン軍)は役割分担重視、と言えば聞こえはいいですが、どれかに突出した性能を持つのが多かったですね。
バランスは悪いですが、戦力的に大差がある戦略上、これで行くしかなかったのかも知れませんね。
このゲームで、随分太平洋戦争や日本海軍に興味を持ち、本も買って勉強しました。
この本は、艦船・航空機のみならず、各戦闘の戦略面・戦術面での記述もあり、大変勉強になりました。
そう言えば、このゲームのBGMは、本当に緊迫感溢れる曲でしたね。
索敵中は、どこから敵が来るかわからない不安感を、索敵後は攻撃前の緊張感を煽る曲で、どれもとても印象に残りました。
砲撃音、爆音などのサウンドも、臨場感を感じさせるものでしたね。
当時のFM音源(Frequency Modulation)の曲もよかったですが、その前のPSG(Programable Sound Generator)のサウンドが、特に刺さりましたね。
周波数が一定の、大昔のパソコンのサウンドです。
当時、FM音源の装備を持ってなかったので、PSGでの再生になったんですが、かえってよかったですね。
後にiTunesを手に入れた時に、曲・サウンドを録音しました。
ゲームのタイトル的に、サントラはないでしょうからね。
なので、わざわざこのために、MSX2を再購入して、ソフトも揃えて、臨みました。
エミュレーターもあったんですが、PSGは聞けないのと、戦艦が主砲をぶっ放す、大音響の音がソフト内蔵で、ソフトがないと再生されないものだったから。
投資になりますが、思い切って買っちゃいました!
実録ですので、実際にゲームをして、音源を再生して、録音していきます。
でも、その当時で、もう20年以上が経ったハードなので、ディスクが使えなくなっていて、「セーブが出来ない!!」
1日ではエンディングまで行けないゲームですから、「頼むから電源切れないで…」と祈りながら、プレイしたことを思いまします…。
こうして、苦労して録った音楽、サウンド。
今でも時折かかって、楽しんでいますよ♪
裏は、航空戦です。
戦争ゲームばっかりですが…