螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

「ほ」の思い出…

大阪版の「ほ」は、

 

「惚れたが因果」です。

 

惚れちゃったら運の尽き。

しょうがないやい!

 

ごちそうさま的な言葉ですね。

 

人を好きになったことって、ないです。

友達はいるし、飲み友達もいるけど、決定的に「自分のものにしたい」と思った人って、いないですね。

 

幸か、不幸か…。

 

まあ、その逆もないわけで、魅力ないね~!ってな結論になるわけですが。

 

琥珀色の思い出…

静かな夜。

落ち着いたラウンジで、氷を転がしながら傾けるのは…
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171005105912j:image

 

ウイスキーは、よく「琥珀色」と表現されますね。

味わい深い人間模様が、情緒的に著されます。

 

琥珀」は、樹木の天然樹脂が化石になったもので、透明感のある黄褐色を指します。

“琥”の字を使うのは、中国で、虎が死んで石になったもの、と考えられていたから。

鉱石並みに硬いそうで、東西で宝石として、珍重されてきました。

各地で産されますが、日本では岩手県久慈市や、千葉県の銚子市が有名だそうです。

樹脂や樹液が宝石化したものですから、中には虫が入っているものもあり、これまた珍重されますね。

 

僕は昔、酒は飲めないものと思っていましたが、だんだんビールなんかを飲むようになり、久しく「ワイン党」でした。

比較的、安くで手に入りますからね。

ポリフェノールなんかも入ってますし。

 

今はいろんな影響もあって、日本酒を飲む機会が多いです。

が、ウイスキーも、ここ数年で味がわかるようになってきました。

若い頃は、ウイスキーだけは美味しいとは思わなかったのに。

少しは、進歩かな?

 

ウイスキーが似合うような、“味のある男”に、なりたいものです。

松本市と長野県の思い出・16…

大学3年生は、のびのび(しすぎた)年でした。

アルバイトも、宿所の浅間ハイツの以外は、多分やってなかったと思います。

 

その年の暮れ、前年にやった、郵便局での配達のアルバイトをやろうと、思い立って。

例によって連絡時は、

「やろうかな~ やるのよそうかな~」を、再現もなく繰り返したんですが、何かのタイミングで、電話してしまって…

アルバイトをしたい旨、伝えました。

この時は免許を持っていましたから、車かバイクで配達かな~なんて、思っていました。

 

ところが、電話は待たされてどっかに回されて、返ってきたのは意外な答えでした。

 

「配達ではなく、郵便課で仕事をして欲しい。

 年末年始と言わず、長期で!」

 

!!

 

多分、相当動転したとは思います。

けど、「やります」と答えました。

 

このバイトが初めての、フルに近い長期のバイトでした。

 

仕事は、区分機の操作。

当時松本郵便局には、あて名や郵便番号を読み取る大型の区分機が、ちょうど入ったばかりでした。

職員さんは窓口や書留処理などに忙しいわけで、仕事のレベルとしては、アルバイトの仕事です。

でも、操作を専任にできそうな人材が、いなかったんです。

 

最初は見よう見まねででしたが、いろいろ指導を受けたり、だんだんコツを覚えて来たりして、効率よい処理ができるようになっていきました。

稼働率については、随分言われましたね。

なので、機械を止めている間に把捉紐を切って、並べておいて、多そうな口にはケースも用意して、なんてことをします。

郵便の優先順位による処理や、印刷物をより効率的に読み取る設定、詰まったりベルトが外れたりした時の対処など…。

いろいろ求められましたけど、多くは対応できたと思います。

時には、把捉紐を切るハサミで手を切っちゃったり、詰まったと思って見に行ったら、なんと「神社のお札!」をかけちゃってたり、なんて失敗もありましたけどね。

 

手区分もしましたよ。

当時、松本は48の配達区分があって。

やってくうちに、私書箱や大口なんかも覚えたり。

そのうち、区分する松本の町名に興味を持って、わざわざ訪れたり。

地名に興味を持ったのは、この頃かも知れません。

 

一方、局外への区分は郵便番号を読みますが、松本局が所属する「39地域」は、特に多くの郵便局があり、上3桁が「399」だけでも、399-01から399-96まで、枝番がびっしり!

さらに長野方面や、県外も加わるわけで。

大変だったけど、これもだんだん、覚えていきました。

 

朝は早かったし、夜は10時まで仕事で、翌日は早番なんてこともありましたから、きつい面もありましたけど、結構楽しく仕事できたし、いろんな経験もさせてもらいました。

失敗することもあったけど、失敗できる“場”が、そこにはあったのです。

 

人生、考えてるだけでは何にもならないことって、意外に多い。

でも、闇雲に動くわけにも行かない。

実際に動くには、それなりの“場”が必要なんです。

電話はもじもじしながらだったけど、その“場”を見つけられたことは、将来にわたって、大きなプラスになったと思います。

 

そしてこれが、そのまま就職先へ、つながっていくのです。

 

 

次の思い出は、こちら。

 

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

前の思い出は、こちら

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

アイベックスエアラインズの思い出…

昨年、福島空港にいた、この飛行機。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20170923204421j:plain

機体はボンバルディアの小型ジェット、CRJ-700。

会社はアイベックスエアラインズ

大阪・仙台を拠点とした、航空会社です。

 

アイベックス(IBEX)と言えば、どっかで聞いたことありません?

日本デジタル研究所

www.jdlibex.net

 

親会社は実は、会計ソフトの会社なんですよ。

 

実は乗ったこともありまして。

もちろん、広告を出してますよ!

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20170923210020j:plain

マスコットは親会社と共通で、「アイベックスボーイ」

アルプスに住む、ヤギ科の動物だそうです。

 

機体はCRJ-200

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20170923210117j:plain

 

CRJ-700型の一つ前の型で、座席は50。

このクラスだと、日本にはYSしかなかったんですよね。

 

700型増備で、この型の飛行機は、日本から姿を消すそうです。

 

この時のフライトは、なかなか感動的で!

燃える夕陽!

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20170923211109j:plain

写ってるのは、関西国際空港ですね。

 

もう一つ、空港。

八尾空港

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20170923211320j:plain

エアラインではない、事業用専門の空港です。

取材とか、救難、宣伝、そしてパイロットの養成など。

きれいなX字の空港です。

 

この時、大阪の親子が乗ってて、あれこれ子供に解説してくれて。

履中天皇

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20170923211806j:plain

 

その北には、仁徳天皇陵

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20170923211658j:plain

後の「壮大な墓参り」の、きっかけになりました。

 

大阪城

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20170923212129j:plain

秀吉が見上げた空。

 

新大阪駅西の、操車場

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20170923212159j:plain

駅かと思ったら、違うようですね。

 

無事、着陸しました~!

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20170923213441j:plain

 

楽しい「空中散歩の旅」でした~♪

 

讃岐国の思い出…

43ヵ国目ですから、この国が折返しになります。

 

この時点で書いてる国だと、阿波国から北上した方が、確実かな?

讃州、讃岐国です。

 

香川県全域ですが、もちろん、この国ですね。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171229224920j:plain

「うどん県」

ただ、この時のはビルのテナントのお店でしたからね~

本式のは出汁も汁も、みんな好みで食べられるそうで。

 

讃岐のうどんは、伸びるようなコシがありますね。

関東のうどんとは、全く別物と言っていいぐらいだし、大阪のそれとも、やっぱり違うと思う。

写真のも十分美味しく頂いたんですが、一度、本格的なのを食べてみたいですね。

 

ただ、有名店はちょっと、敷居が高いかな…

 

さて、琴電のホームに行ったら、こんな車両がいました。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171229230026j:plain

元京王5000形(先代)ですね。

名車の誉れ高かった車両です。

 

他に、京急名古屋市交通局の車両がいます。

一時に比べると、だいぶ整理されましたが、大手私鉄車両の第二の人生が、ここで営まれているのです。

 

さて、ちょっと南下してみると…

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171229231415j:plain

栗林公園に到着します。

生駒氏家臣の佐藤道益の邸宅が始まりとされていますが、木々や築山の配置が巧みで、より広く、立体的に感じられます。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171229231314j:plain

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171229231327j:plain

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171229231511j:plain

 

いくつも庭園を見てきていますが、ここは三本の指に入りますね。

この時は時間があまりなく、また落ち着いて観賞したい庭園です。

 

さて、「涅槃の道場」からは、朝早く旅立ちました。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171229231709j:plain

讃岐国の備州との結びつきは強く、瀬戸大橋架橋の前は、宇高連絡船が行き来。

四国の玄関でありながら、その目は備州をも向いているかも知れません。

 

地理的にも、近いですからね。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171229231905j:plain

 

瀬戸大橋中で、夜が明けました。

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171229231938j:plain

 

冬の、いい天気の朝でした。

 

 

次は44・備前国です。

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

 

前の国は、こちら

42・伊予国

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.com

草加市役所・「我が街・草加」の思い出・10…

草加市中心部にあります。 

草加市役所です。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171112000017j:image

意外と、大きくないでしょ?

人口はそれでも、20万人は超えるんですけどね。

 

隣接して高層の庁舎が建ちますが、こちらもそんなに広くないです。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171111235944j:image

 

なので、日光街道沿いに、第二庁舎が建ちます。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171112000043j:image

手続きによっては、こちらを訪れたりもします。

こちらには金曜日、手続きに行ってきました。

 

位置関係は、今な感じです。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171112000750j:image

太く書かれてるのが日光街道ですが、それ以外は道が細く、一方通行もあるので、わかりにくいかも知れません。

 

第一庁舎はす向かいの、駐車場。

立体にして、スペースを稼いでいます。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171112000105j:image

 

何とか、僕も入ってよさそう!?

f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171112000136j:image

ところで、第一庁舎の一角に、お堂があります。


f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20171112000155j:image

地蔵堂だそうです。

この辺りが開発されたときも、この地蔵堂は残され、地域の安全を守っているそうですよ。