壱岐国の、さらに北です。
交通手段は確かに壱岐経由もありますが、この時は、福岡空港経由で!
緑の「エコボン」が来ました♪
全日空JA856A号機!
行ったのは3年前、2014年のGW
父と、レンタカーで。
活躍した車♪
天気は上々!
青空と緑♪
小さな港
「異国の見える丘展望所」では、条件によっては本当に韓国が見えるそうです。
観光客も、韓国の方が多いようですね。
標識も、ハングル併記!
Wi-Fi完備♪
向かったのは、「対馬野生動物保護センター 」
希少種のツシマヤマネコがいます
福岡生まれの「福馬」くん!
ツシマヤマネコは、耳が丸いのが特徴。
2回目に部屋を見に行った時、動きまわる姿を見せてくれましたよ♪
…買ってしまった。。。(厳原のお店)
野生のやまねこもいます。
でも道路ができ、交通量が増えて、車との事故も少なくないとか。
もし轢いてしまっても罪にはなりませんが(故意を除く)、先ほどの保護センターにお知らせいただきたいとのこと。
夜のMVPは、これかな?
郷土料理「いり焼き」。
具材もスープも、ピカイチ!
最後にそうめんを入れるのが特徴です。
あなごの天ぷら!
こんな日の出を拝んで、2日目。
素晴らしい景観の「浅茅(あそう)湾」
時が静かに流れます。
海に鳥居が連なり、浜には三つ足の鳥居。
和多都美神社は神秘のスポットです。
梅林寺は特に何もなかったけど、歴史的には日本と大陸をつなぐ、重要な寺だったそうです。
壱岐も歴史に溢れる島ですが、対馬も日本の歴史を学ぶ上で、大変重要な島なのです。
お昼は対州そばに…
郷土料理「せん」をいれたぜんざい。
さつまいもの発酵食品です。
夕食はご馳走攻めで!
よいヒラマサがあがったとかで、色々料理してくれましたが、美味いこと!
とてもご飯まで到達せず…。
いやぁ~ごちそうさまでした~♪
最終日。
これ、アオサです。
対馬南部では2月ぐらいから、養殖が行われるそうです。
アオサも、対馬の特産!
絨毯のように、一面に続いていました。
かつては本当に灯台で、潮の流れが速い当地では、欠かせぬ存在でした。
現在が岬に豆酘埼灯台が建ち、そこにある照射からの光を受けて光る、照射柱になっています。
拝観料を支払うと、木戸の先の階段を上れます。
宗家の先祖代々、ここに眠ります。
政治的に腕を振るった人もいれば、朝鮮出兵に参加した猛者や、イノシシを退治して名を残した人も。
十何代も続けば、いろんな人もいるものです。
妾でも子供を産めば、墓は立派だし、正室でもそうでないと、それなりの墓になったり。
なかなか興味深かったです。
興味深いと言えば、こんなものも。
諫鼓(かんこ)
領主が、諫言する島民が打ち鳴らすように、用意した太鼓だそうです。
領主も民の意見、諫言を聞くように、努力していたんですね。
で、ここに鳥が止まって鳴いている状態が、「諫鼓鳥=閑古鳥」。
“閑古鳥が鳴く”のは、領主が善政を敷いて、民が諫鼓を叩くこともない、大変よいことだったんですね!
古い石垣に、歴史の思いを馳せて…
この島の旅を、締めくくりました。
次は62・筑後国です
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