8/12の話。
旅行も、大詰め。
この日は、帰るだけです。
親戚は高齢なので、家に近い都区内西部まで送ろう、という話になっていたので…
狙ってみました♪
来たときと同じ、東武ワールドスクウェア駅ですが…
来たのは、JR車。
「きぬがわ号」です。
真っ赤なボディのこの車両、実は元・成田エクスプレスの車両。
当時は全車指定で高く、乗れませんでしたが、第二の人生(車生?)に、乗ることができました。
実は今は、JRと東武が直通運転をしています。
JRではない、東武日光行きが「日光」号、鬼怒川温泉行きが「きぬがわ」号です。
かつてはライバル心むき出しだった、両者。
カフェ営業やジュークボックスまで供えた、豪華車両を投入する東武に対して、日光線を格安豪華な「特別準急」まで運行、新幹線とも連携を模索していた、国鉄/JRですが…
今の相手はむしろ、高速バスとマイカー。
「争ってる場合じゃない!」と、手を組んでから、もうだいぶになります。
日光/鬼怒川側では、東武の路線を走ります。
栗橋駅で、東武線とJR宇都宮線(東北本線)が併走するので、ここに連絡線を設けて、JRの大宮・浦和・池袋、そして新宿を目指します。
JRは日光線に比べて路線がよく、乗換も不要な東武線へ直通する権利を、東武は東京西部からの日光鬼怒川アクセスを、それぞれ得られるわけです。
これはまだ鬼怒川線の車窓。
蓮の花が、きれいに咲いていますね♪
どことなく明るく、黄色みがかった、夏の田んぼです。
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.jp
栗橋駅です。
連絡線は駅の北側、日光側にありますから、減速してポイントを通過。
JRの栗橋駅に入ります。
東武の駅が、遠くに見えるでしょ。
ここでは乗客の乗り降りはありませんが、乗務員はJRの方へ交代します。
お疲れ様でした~!
これから、JR東北本線、山手貨物線(湘南新宿ライン)を走ります。
大宮は野田線ではなく、JR。
工事が済み、浦和にも止まりますね。
2社直通で、運賃は割高になりますが(特に個室は高い)、大宮から先は、JRに乗り換える人は、運賃的に有利になりますね。
新宿駅は6番ホーム。
かつては特急専用ホームですが、新宿駅大規模工事の過程で生まれた、特殊なホームです。
他のホームからは遠くて、平面路ながらちょっと歩くので、池袋駅で降りる選択もありですね。
ただ、小田急や京王線からの乗り換えも、結構狙ってるらしいですね。
マイカー、高速バスに客を奪われていった、鉄道。
でも近年は、鉄道ならではの良さも、見直されていると思います。
バスと違って、ずっとシートに座りっぱなしでいる必要はありません。
もちろん、お酒も飲めますし、最近はカフェ営業の車両もありますね。
鉄道ならではの楽しい旅も、近年は発掘されつつありますね♪