胆振国からも行けるんですが、この時は石狩国から、回り込みました。
後州、後志国です。
都市で大きいのは、小樽、倶知安かな。
倶知安は行こうと思ったんですが、函館本線の山線は本数が少なく、難関で!
小樽はこの前の旅行で、通りました。
結局、降りる時間はなくて。
でも、大学時代に自転車旅行したときに、訪れています。
と言うか、新潟からの船で、まさに小樽港に降り立ったのが、北海道の第一歩でした。
小樽築港とか、ガラス系の博物館とか、行った覚えがあります。
とにかく、交通での移動が大変なので、今回はここに絞りました。
余市。
小樽から、さらに半島寄りに進んだ地点です。
無料で、見学できます♪
ナナカマドが鮮やかな小屋が、二人の住みかです。
ウイスキーの熟成には、樽も重要です。
独特な香りがする、空間です。
熟成度合いがわかる展示!
目に見えて、色が変わっていくんですね♪
ちなみに、瓶詰めしてしまうと、それ以上の熟成は、ないそうです。
こんな大きな釜で、蒸留するんですよ。
無料の試飲コーナーもあります。
シングルモルト、スーパーニッカの他に、アップルワインもありますね♪
余市町は、もともとりんごの産地です。
「マッサン」でも、最初はりんごジュースを作っていたことが、描かれていましたね。
実は、有料の試飲コーナーもあります。
オススメは「NIKKA SINGLE CASK MOLT WHISKY」
58度もあります。
「CASK」は、「樽」のこと。
「SINGLE CASK」は、単一の樽から直詰めした、本当にピュアなウイスキー!
加水なども、一切していないそう。
気候任せ、樽任せですね。
僕はそこまでわかりませんが、ふわっとしつつも、突き抜けるようなフレーバーに、度肝を抜かれましたね~!
1,000円しますけど、これは価値ありますね~♪
さて、もう少し、余市を。
港の方に、出てみました。
ウニ!
ウニと言えば、後志国ではないと思うんですが、北海道旅行中、さんざん逡巡したあげく、大枚はたいて、ウニ丼を食べたことがあって。
でも、あんまり美味しくなかっただよなぁ…
「お金をかけたからといって、見合う見返りがあるとは限らない」と、学んだ旅でした。
余市港。
昼だったので、静かです。
その奥に、軍港があります。
ここにはミサイル艇がいます。
僕にとってはどれも大きいんですが、艦としては小さい部類に入ります。
「はやぶさ型」だそうです。
825号艇が「わかたか」、827号艇が「くまたか」です。
ミサイル発射管!
海上自衛隊に詳しいシャロSさんによると、「これ、対艦ミサイルだよ」だそうです。
後で調べると、対空の兵器はないそうで。
艦自体も、この前乗った「はたかぜ型」が4000トン以上あるのに対して、「はやぶさ型」は800トンしかありません。
でも、「はたかぜ型」の1.5倍、44ノットもの速力を持つので、主に哨戒任務に就いているそうです。
余市神社にお参りしました。
余市の街作りをした、林長左衛門さんが、京都の伏見稲荷から分祠を受けて、建立したそうです。
信心な猫ちゃんも、いましたよ。
本殿をじっと、眺めていました。
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