今週のお題「ゲーム」
ゲームって言うと、スマホゲームばっかりだって、思われがちですが…
これだって!
そう、将棋です。
王将(玉将)を守りつつ、相手の玉将(王将)を、攻め落とします。
昔の戦略を、そのまま駒と盤にしたもの。
お互い戦略を練って、戦術を繰り出して。
一生懸命、攻め手、守り手を考えたわけです。
戦が身近にある、軍人にはもってこいの、「趣味と実益を兼ねる」遊びだったわけですね。
各国にも、似たようなゲームがあります。
有名なのは、西洋の「チェス」と、中国の「象棋」。
いずれも、役割の違う何種類かの駒があり、これを動かして、相手の王(将や帥など)を追い詰めます。
日本にも、昔は中将棋、大将棋などという、もっと駒が多い将棋がありました。
金将・銀将の他に、銅将がいたり、虎や象、豹などまで登場します。
先陣には仲人がいたり、当時の戦を、忠実?に再現したのでしょう。
でも、今の日本の将棋は、これらとは一線を画す、大きな特徴があります。
それは…
「取った駒を味方として使える」ルールです。
実は、チェスも象棋も、中将棋以降も、取った駒は排除されるだけで、二度と盤上には登場しません。
日本の将棋だけが、取った駒を手駒として、活用出来るのです。
(将棋では“打つ”と表現します)
駒数としては、それほど多くない日本の将棋ですが、このルールがあるために、手筋の組み合わせは無数になり、無限の戦略・戦術が生まれるのだそうですよ。
実際、チェスなんかは、コンピュータ側がかなり手筋を解析していて、それらを全部記憶して、適切に繰り出されると、人間は勝てません。
むしろ、人間側が駒落ち(コンピュータ側が駒数を減らす)で戦うそうです。
でも将棋はまだまだ互角。
確かに、多数の手筋を記憶出来て、最適な手を生み出せるコンピュータが、優勢ではありますが、人間側で勝った人もいます。
「あまりない手筋を指し、コンピュータを混乱させて時間を使わせ、有利にもっていく」ことが、可能ではあるそうですよ。
このことも、将棋の無限の可能性を、示していると言えますね。
さて、今はスマホで、将棋が指せます。
日本将棋連盟公認の「将棋ウォーズ」では、課金なしでも1日3局、世界のどこかの棋士と、将棋を指すことが出来ます。
元々、将棋は小学生の頃もやってて、クラブ活動で将棋部にいたこともありますが、
「あまりに素直すぎて!?」負けてばかりで。
でも、シャロSさんに勧められて、またやってます。
試しに、今日も3局、やってみましたけど、やっぱり酔ってるとダメですね。
1局目は大ちょんぼから大敗、
2局目もジリジリと、負けに追い込まれました。
いずれも、4級の格上でしたけどね。
3局目は勝ったけど、AIでした。
AIは人間じゃないだけに、ミスもするし、こっちのミスも見逃すので、格上でも勝てます。
ここまで、18勝33敗。
まだまだ、可能性は存分に、残されているようです…。