螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

草加松原・色な場所の思い出・緑13…

自転車で通った、草加松原
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大きな枝振り!

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松ぼっくりも、あります♪

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草加松原は、かつての日光街道の、並木です。

かの松尾芭蕉が訪れたことでも、知られています。

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隣は、綾瀬川です。

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17世紀の江戸前期前期、綾瀬川の整備の際に、郡代の伊奈忠篤という人物が、松並木を植えたそうです。

当時から、旅人の間で名勝になっており、それが今でも残ってます。

 

すぐそばは、旧4(県道49号線)なんですよ!

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でも、松並木は意外と、静かで。

常緑の大きな松が、騒音を遮断してくれています。

 

なので、散歩やランニング、自転車で走る人など、市民の憩いの場となっているんですよ。

 

とは言え、県道の交通量が増えると、松並木も影響を受けます。

排気ガスで枯れてしまう松が相次ぎ、一時は60本まで減少したそうです。

以来、市民に保存意識が高まり、近年も「今様・草加宿」の一環として、整備が続けられています。

 

太鼓橋が、かかっています。

2本あるので、目印にはならないんですが…

 

これは、北側・獨協大学前駅側。

「百代橋」

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「月日は百代の過客にして…」からですね。

松尾芭蕉の「奥の細道」序文です。

 

こちらは南側、「矢立橋」

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「矢立」とは、携帯用の筆立てのことで、芭蕉もこの矢立を持ちながら、句を捻ったんでしょうね。

 

今は“現代の矢立”、スマホを持った人が、行き交いますね♪

 

 

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