螺旋を描いて…

螺旋 のごとく続く毎日を綴ります

間取りの思い出…

今週のお題「間取り」

 

今の家を建てたのは、2005~2006年にかけてです。

 

間取りは巨匠(母)がこだわり、随分僕も、相談に乗りました。

失業中でもありましたしね。

 

巨匠の条件は、「効率的な間取り」

決して広い土地ではありませんから、その中でも無駄の少ない、出来れば掃除のし易い、が、理想だったようです。

 

一方、父は見た目重視。

天井が高い、軒の屋根が多く出る、通し柱(却下)など、巨匠の希望とは相反する希望、続出…。

間に入るのは、容易なことではありませんでしたよ。

 

こうやって、住まいを検討すると、住宅会社によって、尺間法の所と、メートル法の所ががあり、それぞれ特徴がありますね。

 

やっぱり尺間法の法が、コンパクトで収まりがいいです。

実際、3尺で約91cmですしね。

 

実際、何社かの間取り案を見たし、自分でも作りましたが、尺間法の間取りがいいと思っても、それをメートル法で実現するのは、意外と難しい。

全体的に、土地に余裕がないと、上手く行きません。

 

でも、メートル法だと、廊下などに余裕が出ます。

将来、車椅子を意識するなら、メートル法が有利かも知れませんね。

 

そうやって、あれこれ考えて建てた家に、もう14年も住んでいます。

 

巨匠に、ちょっと振り返ってもらうと、「トイレが狭い」と。

使う分には問題ないんですが、掃除をするとなると、もう少し広い方が、掃除はしやすいとのこと。

とは言え、狭い2階建ての家だと、トイレってたいてい、階段と組み合わせますから、それを叶えるのは、なかなか難しいんですけどね。

 

あと、「南向きの間取りは、使うのが難しい」って意見も。

確かに、陽も当たって、いいんですが、南側の窓は、かなり大きく取ることになるので、その分、壁がなくなります。

そうなると、家具、特に大きなテレビなどを置く場所は、かなり限られます。

さすがに、窓にかかるように設置するわけには、いきませんからね。

 

結局、どうしてもコーナーをテレビに充てることになり、室内の動線が、斜めに。

意外と、具合が悪いんです。

 

まぁ…

細かな不満はあるものの、それぞれ納得して、住んでると思いますよ。

父なんかは割と、気に入ってるようですし。

 

住んだ後には、もう大きくはいじれませんが、やっぱり「自分たちで決めた!」という事実は、何事にも代えがたいと思います。

 

 

裏は、大学時代の宿所の思い出を。

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